温泉リフレッシュとノーベル賞
通信制 一ツ葉高校 小倉キャンパスです。
こんにちは。昨夜、仕事帰りに田川郡○△にある△□道の駅温泉に行って、またまたリフレッシュした柳尾です(^o^)/
ここ数日、お天気に恵まれて、日中は真夏が戻ってきたような日差しの強さ☆でも、朝夕はとても過ごし易くなりました。土日は、緑豊かな自然の中をハイキングしたい気分です。
ほら、我が家のコスモスも、こんなに綺麗に咲いていますよ。
コスモスは、実はすごく繁殖力が強いのですよ。そのままにしていると、あっという間に畑一面に咲いてしまいますよ☆
みなさんも、是非、休日は適度に身体を動かしてリフレッシュして下さいね!
本日、10月8日(金)は、進学クラス2・3年生対象の模試がありました。朝早くから夕方まで、とても頑張りましたね。お疲れ様でした。今夜はゆっくり休んで下さいね (^^)。
ところで、今日はちょうど私の担当の理科の後学期一回目の授業がありましたので、それに因んだ話題をあげようと思います。
今、科学の話題と言えば、眞鍋叔郎(しゅくろう)博士(米プリンストン大学上席研究員)が、ノーベル物理学賞を受賞されたことですね!
なんと、90歳での受賞! そして、日本人のノーベル賞受賞は2年ぶりで、物理学賞になると、2015年の梶田隆章博士以来6年ぶりで12人目になるということだそうです。素晴らしいですね (^^)/
ノーベル物理学賞と言えば、一人目の湯川秀樹は博士以来、日本の伝統というか、お家芸みたいになっています☆
ところで、眞鍋博士はどんなことを研究されていたのでしょうか!?
眞鍋博士は、物理法則に基づき、コンピュータを用いて地球の気候を再現する『気候モデル』という手法を1960年代に確立しました。数値モデル開発の先駆者の一人です。当時は、今のように簡単にパソコンが使える時代とは違い、大型コンピュータであっても、とても今のような性能のものではありませんでした。それで、鉛直一次元モデルでしたが、本質をズバリついたものであり、世界で初めて大気循環と海洋循環を組み合わせた『大気海洋結合モデル』を作ったのです。
もっと、具体的にいうと、地球の気候は、大気と海、そして陸地の間で熱や水蒸気がやりとりされ、次々と変化が起きる非常に複雑な現象です。
真鍋博士は、この複雑な関係を数式化して、世界で初めて大型コンピュータを使って予測したのです。
1967年に発表した論文では、二酸化炭素の濃度が2倍になると、地球の平均気温がおよそ2.3度上がると予測しています。大気中の二酸化炭素の増加が地球温暖化に影響することを、初めて数値計算によって実証したのですね!!
なんでも、最初にやるってすごいことですね☆
一ツ葉高校 小倉キャンパス 柳尾