心技一体｜令和3年度熊本県高等学校弓道競技大会

2021年10月11日

通信制高校　一ツ葉高校　熊本キャンパスの塩田です。

こんにちは！
お腹が空きました！昨晩、食べっぷりのいい炎柱を見たので、駅弁が食べたくなりました！うまいっ！！
食欲の秋ですね(^^)
まだまだ食べたりない成長期、塩田です。

毎回言っていますが、秋にもいろいろありますね。
今回はスポーツの秋ということで、10月9日土曜日に熊本市植木弓道場で開催されました『令和3年度熊本県高等学校弓道競技大会』について現地リポートいたします！

通信制高校ながら、熊本キャンパスから女子の部に大会初出場しましたAちゃん。
生まれもって名前にゆみがつく、弓道をするために生を受けたと言っても過言ではない選手です。
…ちょっと言いすぎましたが、中学生くらいから道場に通い続け、「一ツ葉でも弓道の大会に出たい！」という要望から、弓道部を一ツ葉高校に発足させ、出場に至りました。

弓道初心者の私としては、「弓道とは何ぞや？」から入らねばなりません。
弓は、狩猟の道具として古くから使用されていました。それが、武道として現在まで受け継がれているということで、大変歴史のある競技だと思います。
なので、入退場時の所作など、練習を重ねて本番を迎える部分が多くありました。
その一つ一つをこなしたうえで、最終的には弓で矢を射て、的に中（あた）る数を競うことになります。

今回の大会では、射距離が28mも離れた先の、それでいてなんと36cmしかない的を狙います。

見た感じ豆粒レベルですよね…。

そして放てる矢は4本、その内3本中りで予選突破です。
（豆に3/4中てるて至難の業じゃね？？心の声ダダ漏れ）

実際、先に予選をおこなっている選手を見ていたのですが、中てることがまず難しいのではないかという素人感想でした(^_^;)
それでも、しっかり中てている選手はいるので、できないことはないということはわかりました。素人丸出しでゴメンナサイ。

そうこうしているうちにとうとうAちゃんの順番です。
初出場ということでソワソワした点はいくつかありましたが、周りの選手に尋ねるなど自分から話しかけていて、もはや初参加とは思えない行動っぷり！
その後入場を終え、構え………シーン。

弦のはじかれる音が響きます。
1射目は惜しくも中らず。

2射目。
シュパッ！…コーン！
音の表現が下手でごめんなさい。しかし矢は見事的中！！
正直、中った瞬間に鳥肌がたちました。あたるんやね！！

3射目。また中りました。これには口がポカーンです(　ﾟдﾟ)ｽｺﾞ

そして最後大プレッシャーのかかる4射目です。
これで予選突破できるかが決まります。
……中ったぁぁぁぁ！！！

塩田開いた口が塞がりません。アゴハズレマシタ。

見事4射の内、3本中てましたので、予選突破です！！！

予選突破のピース！いい感じで気楽にできたのがよかったみたいですね。
最終的に予選を突破し準決勝に進出したのは、なななんと363人中23人。
いかにすごいことか、おわかりいただけますでしょうか？パーセントにしたら、うーんわからん。。

そして準決勝も同じように4射の内3本で決勝に進出。もうここには猛者しか集まっていません。
予選よりもちょっと緊張してるかな？と思っていましたが、惜しくも準決勝は敗退してしまいました。
それでも準決勝進出は立派立派。
終わった後は、とっても輝く笑顔で「いろんなことから解放されましたー^^」と心境を教えてくれました。
シーンとした手に汗握るような会場独特の雰囲気で、それくらい緊張やら何やらがあったのだと思います。
見ているだけのこっちも汗がとまりませんでしたからね:D

最後は一ツ葉高校弓道部創部及び大会初出場及び準決勝進出記念に写真を撮ってくれました。
今度は全国大会（あるのかな？）まで連れていってくださーーい！笑