みやびな授業
こんにちは、立川キャンパスの宇野です。
突然ですが「古文」と聞くと何を思い浮かべますか??
「アリ、ヲリ、ハベリ、イマソガリ…」「ク、カラ、ク、カリ…」と呪文を唱える人。
「意味分からないから苦手。嫌い」というネガティブパワーワードをつぶやく人。
がほとんどでしょうか(笑)?
確かに古文には現代文と違う文法や単語があるため、
まるで呪文のようなフレーズを暗記しなければいけないこともあるでしょう。
しかし呪文を覚えて満足するのはナンセンス。呪文は使用してこそ価値がある。
古文の文法や単語を覚えた先にある、
「あはれ」で「をかし」な物語世界を楽しむことにこそ、古文の醍醐味があるのです。
例えば、本日の古文授業で扱った文章。テーマは「垣間見」。
今風に言うと覗き見ですね。
古文では「垣間見」によって恋が始まることケースがたくさんあります。
覗き見して偶然見つけた素敵な女性にFall in Love。
その思いをラブレターにしたため、思いを深めていきます。
ラブレターに返事が来ない日には、涙を流して落ち込むことも…。
こんな文章を読んでいると生徒達は「ぎゃーー」と声にならない叫び声をあげます。
「こんなに都合よく覗き見出来ないって!」「一目見ただけで恋に落ちるなんてどういうこと?」
「返事が来ないだけで泣くの!?」
そんな突っ込みはナンセンスです。これはフィクション。
当時の人が描いた理想の恋の始まり方にともにキュンっとしておきましょう(笑)。
こんな風に当時の恋を味わえるのは古文ならではのこと。
後期も一緒に古文を楽しみませう!
「ヒマワリの種」
こんにちは!松下です。
ある日、生徒がヒマワリの種を持ってきました。
種といっても、育てて花を咲かせるためのものではありません。
食べる用です。
日本では、ヒマワリは種から油をとることはあっても、
種をそのまま食べることはあまりしないですよね。
一方で、中国ではおやつとして一般的に食べられているらしいです。
私は昔ハムスターを飼っていたこともあり、
ヒマワリの種を見るとやはりそちらを連想してしまいます。
なので、おいしいと言われてもなかなか手が伸びません。
でも、ヒマワリの種はいわゆるナッツ類に多い栄養素が含まれているらしく、
健康にもよさそうです。
今年の夏にヒマワリ畑に行ったのですが、
ヒマワリは鮮やかな黄色と力強さを感じる大きな花なので、
見ているだけで何だか元気をもらえます。
ヒマワリは綺麗な花を咲かせるだけでなく、種までおいしいなんて素敵ですね。
一ツ葉高校立川キャンパスには、
ヒマワリのように元気な笑顔の生徒たちがたくさんいます。
彼らが、ヒマワリのように
色々な分野で活躍してくれたらうれしいなと思います。