冬をのりきれ
こんにちは!松下です。
11月まではそうでもありませんでしたが、12月に入るといよいよ受験シーズンが始まったという感じがします。日本では昔から受験といえば「冬」のイメージがあるので、寒い季節は受験の季節という印象があるのかもしれません。私がセンター試験を受けた日は雪が降っていてとても寒かったのを覚えています。また、二次試験では試験監督の先生たちが受験生にホッカイロを配るという心遣いもありました。今では良い思い出です。
試験当日はもちろんですが、受験勉強をしているときも寒さ対策は重要ですよね。エアコンやストーブで部屋を暖めるかと思いますが、暖かい空気は天井の方に溜まるので、頭が熱く足元が冷たくなってしまいます。頭が熱いとぼーっとしてしまいますし、足が冷たいと集中ができません。勉強で集中力を高めるには、『頭寒足熱』がお勧めです。これは文字通り、頭を冷やし足元を暖めるということです。暖かい空気を部屋全体に循環させるために扇風機を利用したり、足元専用の暖房器具を使うといいですね。私が受験生の頃にはストーブをつけて電気毛布を足に巻いていました。今も家でパソコンで作業をするときはこれで寒さ対策をしています。
他には加湿器を使うのもおすすめです。加湿器は空気の乾燥対策だけでなく寒さ対策にも使えるのですよ。なぜなら同じ温度でも湿度が高い方が体感温度が高くなるからです。加湿器には色々タイプがありますが、私のおすすめは水を加熱して蒸発させるタイプの加湿器です。このタイプの加湿器は水を沸騰させて蒸気を発生させます。熱い蒸気が放出されるということなので、部屋を暖める効果も高いのですよ。他にも色々なタイプの加湿器があるので、お店で色々性能を比べてみるといいかもしれません。
暖房によって体の外から暖めるのと同時に、体の中からも暖めましょう。それにはまず食事をしっかり摂ることです。ずっと椅子に座って勉強しているとお腹が空かないかもしれませんが、体温を上げるためには食事が大事なのですよ。また、水分を補給するときは暖かい飲み物を飲むようにするといいですね。私が受験生の頃によく飲んでいたのはホットミルクです。リラックス効果がありますし、栄養価も高いのでおすすめです。他にはかりんを漬けたはちみつをお湯で薄めたものも好きでした。かりんは喉に良い成分が含まれており、風邪予防に良いとされています。好きな飲み物を飲んで勉強のモチベーションを上げることができたらいいですね。