立川キャンパス ブログ

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  1. 花粉症だけじゃない

    こんにちは!松下です。

    2月に入って少しずつ暖かい日が増えてきたのは嬉しいのですが、何だか鼻がムズムズすることが増えた気がします。もしかしてスギ花粉症なのではないかとびくびくしています。私はアレルギー体質なので色々なものに対して反応します。例えば、部屋を掃除したときにホコリが舞い上がったりするともう大変。まず、くしゃみがとまらなくなりますし、鼻をかみすぎて鼻の頭がひりひりしたり、目がかゆくて真っ赤になってしまいます。また、鼻がつまって何を食べても美味しくないですし、頭がボーっとして集中力が低下します。花粉症はこれが何週間も毎日続くということなので辛いですよね。できれば発症したくありません。

    花粉症のために名前がよく知られている杉ですが、実は杉は昔から日本の文化と密接に関わりのある木なのですよ。例えば、神社。神社には大きな杉があることが多いですよね。御神木と呼ばれるものもあります。神社に杉が多い理由が気になって調べてみたのですが、神様が天上界から地上界に降りてくる際に杉を伝ってくるのだとか。また、杉の木は神様の体毛であるという言い伝えもあるようです。杉は信仰と関係が深い木なのですね。

    杉は日本で最も多く植林され、利用されているポピュラーな木です。なので、誰しも一度くらいは見たことがあるのではないでしょうか。実は、杉は日本の木の中で樹高が最も高くなります。また、千年以上生きることができる長寿の木でもあり、屋久島にある縄文杉は樹齢が2000年とも3000年とも言われています。杉の見た目は建材として有名な檜と似ていますが、葉が針状に尖っているのが杉です。もちろん杉も建材として利用されています。今では鉄筋コンクリートや鉄骨の家が多いですが、昔は日本人はみんな木造住宅に住んでいました。それはきっと日本にたくさん森林があるからなのでしょう。

    大学生の時に講義で聞いたのですが、日本は国土に占める森林の割合が世界トップクラスらしいです。この講義をしてくれた先生がその話をヨーロッパの人にしたところ、最初は信じてもらえなかったのだとか。フィンランドやスウェーデンなどの森林の多い国の人からしてみたら、国土の狭い日本の森林率が高いと想像できないのも無理はないのかなと思います。

    森の中を歩くと何だか癒されますよね。今の季節は葉が落ちてしまっている木が多くてちょっと物寂しいですが、春になればまた新緑を見ることができるので楽しみです。

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