「聞き上手」って言わないで!?
皆さんこんにちは
通信制一ツ葉高等学校
立川キャンパスの野口です
このブログを書いている今日は、
あいにくの雨模様です。
雨の日は少しアンニュイな
気分になります。
ただ、窓の外に流れる雨を眺めたり
雨音を聞いたりするのは昔から
好きです。
そうは言っても、
「服や鞄が濡れちゃう」とか
「帰りの電車大丈夫かな」などと、
現実的なことを考えてしまいますが…
私は昔から、どちらかというと
自分の世界に入り込む性格で、
コミュニケーションをとるのが
あまり得意ではありませんでした。
初対面の人(旅行先やイベント等で出会った人)
には臆することなく話しかけられる
のですが、クラスメイトなど
長期的な関係を考えるような場面では
どうやって関係を構築すればよいか
分からなかったのです。
学生時代にアルバイトをしていた
ところは、コミュニケーションが
大切な職場でした。
丁寧で形式的な接客というよりは、
もっと身近でアットホームな
接し方が求められていたのです。
同期にそれがとても上手な子
がいました。
会話を適度に盛り上げ、
仕事もきちんとこなす。
彼女と接している人は
皆とても楽しそうにしていました。
私は彼女を観察し、
一つの結論に至りました。
それは、「聞き上手とは、相槌上手である」
ということです。
お話が苦手な人に対する
アドバイスとして、
「聞き上手」になればよい
というものをよく聞きます。
「聞き上手」とはつまり、
相手に楽しく話してもらう
接し方ができる人のことです。
ただ聞いていれば良い
というわけではなく、
適切な相槌やリアクションをして、
時には質問したり突っ込んだり
しなければなりません。
当時の私は、
「結局それって話し上手とほぼ同じじゃない!?」
と頭の中で思っていました。
彼女を観察することで、
「聞き上手と話し上手は
別物ではない」ということが
分かりました。
聞き上手の人は
話し上手の特徴も
合わせ持っているのです。
私はそれを「相槌上手」
と呼んでいます。
もし、「聞き上手」を
目指そうとして上手くいかない
という人がいたら、
「相槌上手」を目指してみては
いかがでしょうか。
ただし、海外では日本のような
「相槌」はよく思われていない
場合もあります。
相槌が多すぎると、話をちゃんと聞いていない
と思われてしまうことがあるようです。
日本人同士あっても、どのように
話を聞いてほしいかは
個人の性格によりますよね。
つまるところ、人間関係は
結局「相性」なのです。
それが、コミュニケーションについて
色々と考えた私の結論です。
人間の悩みの大部分を
占めるのが人間関係です。
どの年代であっても
どの場所であっても、
多かれ少なかれ、
人間関係に関する悩み
はあります。
他人とどのように付き合っていくか、
自分なりの結論を出すことができれば
十分なのではないでしょうか。
旅行中はできるだけ現地の人と
会話をしたいと思っています
野口