大学進学授業:化学【アルコール】
こんにちは!
通信制高校一ツ葉高校ゼロキャンパスの山本です。
天気の情報を見ていると、熱中症危険度ランキングというものがありました。
日本各地の熱中症危険度が順位付けされていました。
当然、沖縄県や南九州地方の都市が多い中、目を引いたのは「東大阪」がランクインしていてちょっとした驚きでしたね。
大阪暑いんや…。
一ツ葉高校の本校がある熊本県も、火の国と呼ばれるように暑いところです。
暑いところなので(?)スイカがよく採れておいしいところでもあります。
熱中症にはくれぐれも気を付けたいですね。
あて、今週の大学進学のための化学の授業は「アルコール」についてでした!
オンラインで遠方の生徒とつながりながら、アルコールの構造や性質について説明しました。
アルコールと言えば…お酒ですよね。
まさにそのお酒のアルコールのことを扱いました。
中には飲んではいけないアルコールというのもあるんですよ。
例えば「メチルアルコール」。
メチルアルコール中毒になると、目の網膜が損傷して失明するという症状が有名です。
まさに、目・散る・アルコールなんです…。
アルコールといえば除菌にも使われていますよね。
アルコールの殺菌のしくみははっきりとはしていないのですが、菌の細胞膜を破壊する力があるためなどと言われています。
断言できるのは殺菌効果があるということと、アルコールをうすめるとその効果は低くなるということです。
したがって、手が濡れた状態でアルコール消毒を行うとアルコールがうすまって十分な効果が得られないということは言えます。
しっかりと水気を取ってから除菌しましょうね!
アルコールの特徴は、ヒドロキシ基を持ち、低級であれば水に溶けやすく中性であるということです。
さらに、水素結合により分子量のわりに融点や沸点が高いです。
はい、↑ここ入試にでますね。
ほかにも引火性があったり、金属ナトリウムと反応して水素を発生させたり、酸化されやすかったりといった特徴も持っています。
大学入試では有機化学分野から出題されることが非常に多く、その中でもアルコールの性質は必ず覚えておきたいところ!
このあとにもさまざまな有機化合物が出てきますのでお楽しみに。
オンライン授業で化学のおもしろさをめいっぱい伝えていければと思います。
授業を受けた全員が国立大学に合格できるように、次回の授業もきっちり準備します!
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お一人お一人対応致しますので、疑問点など何でも質問できます。
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一ツ葉高校ゼロキャンパス
山本