新聞やラジオで紹介!車いすJKの挑戦。「すべての人の幸せを実現する学校を」
「障害の有無にかかわらず全ての子どもたちが幸せな生活を送れる学校づくりに貢献すること」大学のゼミで登壇、講師として活躍。インスタライブで生中継などなど。様々な場所で活躍しており、新聞やラジオなどからも取材を受けている生徒です!
こんにちは!熊本キャンパスの丸野です。
今日は熊本キャンパスの3年生 岩下唯愛さんをご紹介します。
「障害の有無にかかわらず全ての子どもたちが幸せな生活を送れる学校づくりに貢献すること」を将来の目標に掲げ、海外留学も経験。実用英語技能検定は準1級。トビタテ留学!JAPANの5期生にも採用されています。
そんな岩下さんの最近の活躍は・・・
1.「#せかい部×SDGs探求」高校生レポーターに選出!
2.志プレゼンテーション大会 最優秀賞&文部科学大臣賞!
今日は岩下さんの考えや、最近の活動についてのインタビューをお届けします。
丸野:今日はたくさん質問させてくださいね。
それでは早速、「#せかい部×SDGs探求」高校生レポーターではどのような活動をしているの?
岩下:私は、SDGsのテーマの中から、「貧困を無くすために」を選択しました。
現在はオンラインでの講座を受講し、情報を集め知識を蓄えているところです。
今考えている具体的な活動としては、「子ども食堂の活動に参加、インタビュー」です。
11月末の最終レポート提出に向けて、様々なことを吸収しています。
丸野:子ども食堂の活動、とても興味深いです。
実際に活動して感じたことや気付いたことを、また改めて聞かせて欲しいです。
ところでこの機会に、岩下さんが大切にされている考えについて教えてもらえますか?
岩下:「誰一人取り残されない、この世界に生まれてきたすべての人の幸せを実現すること」
これが私の考えです。
志プレゼンテーション大会ではこのことをテーマに、私自身の経験を織り交ぜて、
人種や障害の有無、LGBT等・・・他人のイメージでカテゴライズされてしまっているという問題提起をしました。
丸野:(拍手!)いつも唯愛ちゃんの考えや行動に、様々なことを見つめなおすきっかけをもらってるよ。
その考えに至るまでには、きっと様々な経験があったんだよね。
すべての人の幸せを実現するために、どんな提案をしたの?
岩下:例えば教育を挙げてみると、教育改革は進んでいるのに支援学級や支援学校は増えています。
つまり分離教育が進んでいるということです。
ところが、社会に出ると例えば障がい者法定雇用率の制度など、
インクルーシブな環境にしようという動きがある。
小さな頃から多様な個性の人々と一緒に過ごしていないと、
社会に出たときに違う人間であるという感覚になってしまうと思います。
丸野:社会に出ると、それまで当たり前だった学年制の環境から、大きく変わるもんね。
岩下:だから、多様な人たちと交わり、誰も排除しない、誰もが学べる学校を熊本に作りたいと考えています。
丸野:本当に素晴らしい考えだね。今の教育システムが子ども達の多様性に追いついていない部分もあるよね。
私の子どもは間に合わないから、孫が唯愛ちゃんの学校に通えたら嬉しいな(笑)
岩下:あ、一ツ葉高校にも私の考えに似た部分があります。
それは、自由が許されている環境ということです。
障害の有無に関わらず、一人一人に合わせた学習スタイルを選べると言うのはとても大きい。
それから、ちょうどオンラインの活動が活発になったタイミングに、自由な時間がたくさんあったことで、
教育に関するWEBセミナーを数多く受けたり、大好きな本を読んだりすることができました。
自分自身にしっかり向き合えたことで本当にやりたいことが見つかり、
志プレゼンに参加しようと思ったんです。
丸野:それを聞いて本当に嬉しく思うよ!
自分の心の声に耳を傾けて、それをキャッチできたことは本当に大きな収穫だったね。
岩下:はい、教育に対する思いはしっかり持っているつもりですが、まだまだです。
これからももっと情報を集めて、自分なりの新しい学校のビジョンを育てていきたいと思います。
海外の教育機関等を訪れて多様な教育の価値観を吸収し、
良いところを取り入れて私だけの学校づくりがしたいです。
岩下さん、終始笑顔で素晴らしい目標を話してくれて、とっても力強いパワーをもらいました。
これからも夢の実現を応援しています!
まずは、やりたいことを見つけることから始めましょう。
一ツ葉高校は、多様性を認め、自由に生きるための力を育む学校です。
気になった方は、是非お近くのキャンパスを訪れてみてくださいね。
通信制 一ツ葉高校 熊本キャンパス 丸野