おすすめの1冊 マニア編
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川です。
「家から寒い 出たくない!!」という生徒。
その中で心理学が好きな生徒がいたので読書の話となりました。
今日は心理学に絡みちょっと変わった本を1冊紹介しましょう!
『平気でうそをつく人たち――虚偽と邪悪の心理学』(M.スコットペック)
なかなかびっくりなタイトルでしょう?(笑)
この本を読んだきっかけは、世間で不登校になる
生徒達の理由の一つで多いいじめ問題。
この本の面白いところは、そういった人の心の闇にも迫ったという点です。
この本で精神科医が注目するのは、世間では過失で悪事を行ってしまうのでなく、
強い確信をもって悪事を行うような、少しの呵責もないタイプの人たち(病的ナルシスト)がいるという点。
このタイプの人たちの意志は並外れ強力、ウソが真実であると思い込むことができるのだとか…
特徴のひとつに、
①他人に善人だと思われることを強く望む。
②他者をスケープゴードにする。
③言葉と行動が伴わない。 のだとか。
あぁっ!!恐ろしい~。
そんな中ある人が「リア充じゃねーから、そんな余計なこと考えたりする暇あるんだよ。」
確かになぁ~。全くの同意見で大爆笑でした!!
この本は更にネット社会での人間関係の危険性も警告しています。
高校生にとって、LINEやTwitterは友人作りの良いきっかけになるみたいです。
が、便利な反面危険性もともないます。ネットであれば、情報の真偽も不明ですよね。
私は個人的にネットはあまり好きではありません。が否定もしません。
適度なお付き合いであればよいのだと思います。
ただ、リアルな経験からえたものが一番だとは信じています !
高校のうちに外の世界にも眼を向けて活発に動きまわって視野を広げてみてくださいね。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川