第4回目レポート授業スタート
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
今回の世界史は、イスラームの世界に入ります。未だ戦争が続いているこの地域。
その元となる歴史を説明していきます。まず、イスラム教を開いた人物は、ムハンマド、
マホメットと言うのはヨーロッパの言い方になります。
ムハンマドは商人だったので、教えは、実生活に直接関わっていることが多いです。
例えば、イスラム教徒に対してお金を貸した場合、利子を取ってはいけないと言うことも
教えとしてあるそうです。
六信五行が有名で、その内容は、信仰告白、礼拝、断食(ラマダーン)、喜捨(救貧税)、
巡礼になります。信仰告白とは、自分がイスラム教を信仰しているのだと言うことを
伝えていかなければ、イスラム教徒であると認められないんですね。
またラマダーンは特に有名ですが、丸々飲食しないと言う訳ではありません。
そんなことをしていたら、死んでしまいますね。その時期の日中のみと言うことです。
また、喜捨と云うのは仏教で言うと、布施することを言いますが、イスラム教では税金となります。
この税金の使われ方としては、貧しい人に分け与えると言われています。
ムハンマドは自らを預言者と言っており、イスラム教には聖職者がいないのも特徴の1つですね。
また、偶像崇拝を禁止しています。仏像とは人間が作ったものであるからなんですね。
イスラム教ではカアバ神殿にある黒石に神が宿っていると言われています。
何より大きな特徴は、この宗教は、軍隊を持っていると言うことです。
ジハード(聖戦)として、異教徒と戦います。ムハンマドは、
後継者を考えないまま死んでしまったので、ここから世界が荒れていきます。
後に後継者をカリフと呼ばれますが、選挙によって選ばれます。
4代目まで選挙で選ばれ、アリーがカリフに選ばれ、暗殺されてしまいます。
その後、ウマイヤ家がカリフとなり、世襲していきます。
その世襲制に賛成派なのが、スンナ派、それ以外ならなんでもいいと言う反対派が、
シーア派に分裂し抗争が続いていきます。
それはまた次回紹介していきます。
先週くらいから暑いと思えば、昨日の夜から肌寒く、今日も少し肌寒い感じですね。
前回も言いましたが、電車の中も冷房がきつかったりなかなか体調管理が本当に難しいです。
よって家を出る時は、必ずめんどうに思っても羽織る上着かカーデガンを持って
外出するようにしましょう。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田