ザ、漢検対策必勝法
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
漢字検定が近づいてまいりました。
実用英語検定試験に次いで、漢字検定も将来、履歴書に書くことの出来る資格として
重要な検定の1つです。英語検定も文部科学省の管轄から離れ、
英語検定協会の管轄になってから、資格的価値はなくなると言われていましたが、
そんなことはなく、逆にますます高校入試や、大学入試に反映される大切な資格となっています。
大学入試で言えば、ティープよりも英検で準一級を取得しておく方がはるかにお得感があります。それは以前お伝えしたように通常の入試問題に対して、加点される型式があるからです。
また、就職の時にトーイックの点数を見ていく企業が増えているのも事実です。
漢検では、一般入試における加点型式はありませんが、AOや、公募において、
優遇だけではなく、加点される型式の大学が多数存在します。
ただし準2級以上になるので、3年生の6月までに準2級を取得できるように頑張って
勉強に取り組んでもらいたいと思います。漢字の勉強をする上で、注意することをお伝えします。漢字の勉強や現代文の勉強は、他教科に比べ完全に量よりも質です。
漢字帳であれば、とりあえずなんとなく1周まわした100ページよりも、じっくり時間を掛けて、
完璧に覚えた10ページの方が圧倒的に良いです。
前者であれば、やらない方がましとも言えます。
漢字帳は何が良いと言うよりも2つのポイントをクリアしておけば何でもかまいません。
1、漢字の意味が載せられているもの。
2、答えがすぐに見られるもの。
使えない漢字帳と言うのは、言葉の意味が載っておらず、
答えが後ろに書かれてあり、取り外しができないものです。
覚える時にしっかり意味を理解して覚えていけば、すぐに活用でき、残る勉強になります。
英単語や地歴公民のような覚え方では使い物にはなりません。
なぜならば同音異義語の問題が多々あるからです。
代表的な例を『記者が汽車で帰社する。』『紅海から黄海への航海を公開して後悔した。』
などが良い例ですね。
また、漢字は一気にたくさん覚えようとしてもなかなか入ってはきません。
他教科の兼ね合いもあるので、1日見開き2ページ程度を毎日続けていくのがベストだと
思います。他の勉強との兼ね合いもありますので、
バランスよく計画を立てて進めて頂きたいと思います。
英検、漢検、それぞれ受けられる検定は根こそぎ受けられる時に
どんどんチャレンジしてもらいたいと思います。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田