上智大学の傾向と対策
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
今回は上智大学の傾向と対策について紹介いたします。
上智大学の入試問題の傾向は、学部やキャンパス別ではなく、日程別に3種類になります。
よって、上智大学を目指す生徒は、すべての学部の問題が練習になるので、
覚えておいてください。
ちなみに国語の問題で言えば、経済学部の問題はすべて現代文になりますが、
出題の切り口は同じ傾向なので、文学部や法学部を目指す生徒も練習になります。
この経済学部の現代文の問題が特殊で、必ず1題文語文=明治時代の古文あるいは、
現代文、古文、漢文の融合問題が出題されます。特にこの明治時代の古文に関しては、
昔は対策問題集がありましたが、今はそれ用の問題集がありません。
したがって、過去問で練習するしかありません。上智の入試問題の大きな特徴と言えば、
オールマークであると言うことです。
英語で言えば、90分の試験時間で、MARCHであれば、多くとも長文4題がマックスですが、
上智で言えば、同じ試験時間90分で、長文が7題読まなければいけないことがあります。
まさに時間との戦いです。
地歴の科目で言えば、選択肢を2つ選らばなければいけないかなり細かい選択問題があります。
また、上智大学と言えば、英語検定協会とのコラボで、テープ入試と言うものがあります。
こちらはティープのテストに合格すると、英語のテストが免除になるわけですが、
こちらのテストは、一般入試の問題が免除になるのではなく、ティープ用の入試問題があります。
こちらの問題の傾向は一般入試の問題とは全く傾向がことなり、地歴はオール記述で、
国語も国語常識問題が出題されます。具体的には、漢字、慣用句、四字熟語、文学史などです。
この手の問題は、法政大学の過去問や、国学院大学の過去問で練習してみるのもよいと
思います。結論として、ティープ用に対策をたてていかなければならないので、
安易に倍率が低いと言う理由から、手を出すのはどうかと考えられます。
また、毎年上智大学の入試日程は早いので、その点についても注意が必要です。
上智大学の入試日程よりも早い日程は、例年で言えば、日本大学のN日程や、
明治学院の全学部、成城大学の全学部となってきます。
その分、例に挙げた大学の入試は、個別日程やA方式に比べ、
難易度が上がることも知っておいてください。
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 星田