GW勉強法
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<星田です>
今日は日差しが強いですが、風が冷たい朝となりました。
レポート授業も2週目に入り、そろそろ慣れてきた頃かと思います。
後1週間すれば、GWになりますね。
大学入試を目指す高3生にとっては、
GWだけの計画を立てて学習していかなければなりません。
今回は日本史と世界史の傾向についてお話をしてみたいと思います。
日本史は、日東駒専までの傾向は、共通テストと同じで、
古代から近現代まで浅く広く出題されます。
学武明成からGMARCHまでは、江戸時代と明治時代に集中されます。
それが早慶上智になれば、
またリセットされて古代から近現代まで細かく出題されます。
基本的に古代から江戸までは、文化史が中心に出題されます。
文化史を制するものが日本史を制すると言っても過言ではありません。
また明治以降は、やってやり過ぎることはないと言うことも
認識しておいてくださいね。世界史も日東駒専までの傾向は、
共通テストと同じで、古代から近現代まで浅く広く出題されます。
そして学武明成以上は、学部ごとの特色と傾向で出題されます。
日本史と世界史のどちらが有利かと言う質問を受けますが、
今回は問題の質と言う点でお話します。
日本史の場合は、史料問題が必ず1題は出題されます。
それに対し、世界史では、日本史よりも論述の語の量が圧倒的に多くなります。
そう言う意味でどちらもそれ相応の負担があります。
ちなみに漢字が苦手な人は、世界史と言う安易な考えは完全に間違いです。
西洋史で漢字がなくても中国史では、
日本語よりもややこしい漢字がバンバン出てきます。
どちらも流れを掴むのが必要と言いますが、それ以前に語彙が必要です。
語彙があっての流れです。流れだけでは得点出来ません。
流れを掴んで語彙を覚え、演習していくと言うことが必要です。
ちなみに単体で年号を覚えていくと言うのは、はてしなく、
きりがないのでやめましょう。
結論としてどちらがいいのかと言われると、高3になるまでに
どちらか1つしか履修していなければ、
履修している方の教科を選択するのが基本です。
3年生でまだどちらも履修していない場合は、日本史。
3年生で、すでに両方履修している場合は、好きな方、
2年生の場合は、これから履修する科目がやってみて嫌いでなければその教科。
結論を出すのは前期終了まで。以上が基本的な選択の仕方になります。
わからなかったり迷いがあれば、気軽に星田にご相談ください。