科目選択の重要さ
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<星田です>
今日も風が冷たく寒い朝となりました。
思わず私は冬物のコートを着ました。
今日は、理科の選択についてお話したいと思います。
工学系の人は、物理を選択するがスタンダードですが、
化学でも受験が可能な大学が多いです。
理学部は、各学部に応じて試験科目が決まります。
農学部系統は、生物の選択となります。
薬学部は、もちろん化学です。
看護医療系家政系は、理科の科目で理系と考えられていますが、
科目の選択や学習量的に文系なので、こちらはあらためて紹介します。
ちなみに早稲田と慶應義塾は、理科が2科目必要になります。
国公立は、ほとんどの大学が二次試験で、
同じ様に理科が2科目必要になります。
東工大のように物理と化学が指定されている大学もあります。
ちなみに医学部の場合化学と生物と言う選択肢もありますが、
いずれにしても受験できる大学が限定されると言うことを知っておいてください。
科目の難易度は、物理、化学、生物と言う順になります。
物理はほとんどの大学で試験時間が60分で、
大問が3題、力、電気、波の3分野がバランスよく出題されます。
ただし、波の出題ではなく、熱力学の出題に変わったりすることもあります。
また、原子物理などの入試の出題範囲になかった分野も、
近年多々出題されるので、出題に偏りがありません。
化学は、物質で分野を分けると、理論、有機、無機の3つの分野に分かれます。
それで、出題は、80%程度が理論化学になります。
つまり理論化学が出来なければ、話にならないと言うことです。
生物は、遺伝と代謝の分野の何時度が高いですが、
その他はほぼ暗記的要素が強くなります。
また地学ではほとんど受けられる大学がなく、共通テストで使えますが、
地学の問題集や参考書は、ほとんどないと言うことも知っておいてください。
国公立文系志望の人の基礎科目の選択は、必ずしもこの順番とは限りません。
基礎科目では難易度は、化学基礎が一番難しくなります。
それは、理論化学の範囲が一番難しくなるからです。
また生物基礎も遺伝と代謝を含むため、難易度は高いです。
実は物理基礎は穴場的存在になります。
物理基礎と地学基礎の組み合わせが一番難易度が低い組み合わせとなります。
また、違う科目を2つ選択するのであれば、
生物1科目で挑むと言うのもありです。
科目の選択は、デリケートな話なので、相談があれば、
すぐに星田までお話に来てくさい。