過去問にチャレンジ!進学授業で上手に自分に足りないものを見つけよう!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<星田です>
30度を超す真夏日が続いていますね。
6月と言えば、陰暦の月の呼称で言うと、
水無月(みなつき)と言います。水無月と言えば、
水無月ういろうと言うものがあります。
この和菓子の言われは、昔京都で、夏超しの祓いに御所では、
天然の氷を献上されたものを口にして厄除けとしていました。
しかし、一般庶民は、天然の氷など手に入ることなないので、
麦粉で作ったお菓子を三角形に切って氷に見立て、
上に小豆を乗せて魔除けとして食べていました。
私は和菓子が好きなので、この水無月ういろうも例外ではなく、
毎年食べるので、この時期毎年紹介しています。
興味を持った人は調べてみてください。
今回の進学日本史の授業は、古代のまとめ演習です。
具体的には、学習院の法学部の問題と、
駒澤大学の問題をまとめて演習していきました。
今の問題の傾向として、とにかくリード文をしっかり読ませて、
いや、読み込まないと解答を導くことが出来ない問題となっています。
しかし、文章中に解答につながるヒントがありますので、
それをいかに早く見つけることが出来るかにかかっています。
当然それには、しっかりした語彙の知識がなければなりません。
着実に語彙を積んでいけば、正答数をアップさせることが出来ます。
再度強調して言いますが、よく『流れが大切』と言いますが、
語彙があっての流れです。流れは掴んでいても語彙がしっかりしていなければ、
得点は出来ません。まずは語彙です。
語彙があれば、日本史も世界史も何とかなります。
流れだけでは、何ともならないことをしっかり認識しておいてください。
また、歴史も時代によって変わります。入試問題の形態も変わります。
よって参考書や問題集も古いものでは良くない場合があるので、
比較的新しいものを使うようにしましょう。
また、教科書では有名な出版社でも問題集では解説が粗雑なので、
お勧めは出来ません。参考書や問題集は、どの教科もそうですが、
解説が豊富なものを利用するようにしてください。
ちなみに日本史世界史は問題集のレベルは関係ありません。
難易度が高い問題集でもそこまで高くはありません。
そのかわりに日本史では史料問題が必ず大問の1つとして出題されるので、
史料問題に慣れる必要があります。
世界史では、史料問題がないかわりに論述問題が出ます。
国公立においては、日本史に比べて圧倒的に文字数が多いので、
がっつり取り組まないといけないので、国公立を受験する人で、
2次試験に世界史がある人は、きちんと練習するようにしてください。
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