もうすぐ7月~七夕のお話
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
来週から7月ですね。
月の始めにスクーリングがあります。
そして、7月と言えば、七夕、七夕に纏わるお話は、かなりたくさんなります。毎年紹介しているお話で、彦星と織姫のお話があります。このお話もかなりたくさんありまして、毎年紹介しているお話を今年も紹介したいと思います。
ある浜辺で天女が羽衣を松の木に掛けて、遊んでいました。そこへ通りがかった漁師の男が美しい布を見つけて家に持って帰ります。次の日男は同じ浜辺の木の下で泣いている美しい女性を見掛けます。事情を聞いてみると、木に掛けていた羽衣が無くなり、それがないと家に帰れないと言うのです。すぐに男は昨日の布のことだと察しますが、知らないふりをします。そして、男と天女は恋仲になり、結婚をし、子どもも生まれます。それで、天女が家を整理している時に男が隠し持っていた自分の羽衣を見つけます。天女はそれを身に纏い、天へ帰っていきました。
そして男に、私に会いたければ、7月7日に出会った浜辺に来てくださいという。そして、言われるままに7月7日、男は浜辺に行くと、天女が舞い降りてきて一緒に天へ行くのでした。そして、天女は、天で暮らすためには、食事の時、食べ物をすべて縦に切らなければなりません。何があっても食べ物は縦に切って食べてくださいと言います。男は天女に言われたように食事の時にすべて縦に切って食べていました。ところが天女の父が、瓜は縦ではなく、横に切って食べるんだよ。と言いました。男は言われるままに瓜を横に切ってしまいます。すると瓜からたくさんの星が流れ出て、天の川になってしまいました。と言うお話もあります。
毎年このお話をして、瓜の話をすると、瓜を食べたことがないと言う生徒が多々います。みなさんはいかがですか、私は小学生の頃は好きではありませんでしたが、20歳を過ぎてから瓜の煮物が好きになりました。
千葉県では、鉄砲漬が有名なので、鉄砲漬で瓜を食べているかもしれませんね。私は漬物は好きですが、鉄砲漬は、まだ食べたことがありません。みなさんは、鉄砲漬は食べたことはありますか。また、瓜料理で、煮物以外の変わった食べ方をしたと言う人がいれば、教えてくださいね。
もう真夏のように暑い日が続いています。今年の夏は夏なのにインフルエンザも流行っているみたいですね。体調管理にはくれぐれも注意して、今年の夏を乗り切りましょう。