いいことたくさんあるかも!?
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<村上です>
こんにちは!
前々回の星田先生の昆虫のお話、私も興味津々で読ませて頂きましたが、実は、私、似た話を読んだことがあります。
宝石バチが、生殖のためにゴキブリを操っているというお話。
まず、ゴキブリを捕まえて毒を注入して短時間動けなくさせたあと、脳の特定部位に、神経細胞の活動を遮断し操るための毒を2回注入するという記事です。
生き物ってすごい!生命の神秘を感じますね。
実はこの記事、去年英検1級の過去問を解いている時に出てきた記事です(21年度第2回筆記)。
同じ回の問題には、アメリカ先住民の強制移住についての文章や、高利貸しの歴史についての文章、20世紀の偉大な演出家・劇作家についての文章などがありました。
英語を勉強しながら、実は様々なジャンルの知識を得ることができて一石二鳥!といつも思っていますが、実はこんなことも思っています。
「高校の時に頑張って覚えた世界史(日本史、生物、化学・・・)もっとずっと覚えていられたら、背景知識がもっとあって、もっと面白く英文が読めたんじゃないかな」
人間は忘れていく生き物なので、日々使わないものは記憶から薄れていき、新しい情報を得られるものですが、もし、1回覚えたものを忘れないでいられる能力があったらいいのになと思わずにはいられません。笑
今勉強中で、目標に向かいつつも苦しい時に、「なんでこんなこと覚えないといけないんだろう?大人になったら使わないでしょ!」と思う人も少なくないかと思います。
確かに、本当に、学校のテストで「こんにちは」した以外には出会うことがなかった知識もありますね。
でも、
その、たくさんのたくさんの覚えなければいけない山の中に、
もしかしたら、自分にとってのすごい宝物があるかもしれません。
それをもっと知りたい、理解したい、できるようになりたいと思うような、情熱を感じられる宝物に出会うかもしれません!
そして、
とにかく、期限までに決められたことを一定以上の水準までできるようになっておくという作業は、学校を卒業して社会人になってもずっと続き、仕事の能力の一部として評価される場面もあるので、好きでも嫌いでも与えられたタスクをこなせるようになるための訓練なのかな、とも思います。
でも、与えられたタスク以上のキラキラを発掘できる可能性、やっぱり捨てがたいから、勉強って頑張ってみるといいことたくさんあると思います!!