バウムテスト(その2)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
さて、皆さんも「木」を描かれたでしょうか?
今からざっと「バウムテスト」でわかる心理状態を紹介しますので、確認してみてください!
・用紙いっぱいに大きな木を描いた人:自分に自信がある人。自己中心的。
・とても小さい木を描いた人:自分に自信がない。萎縮している。今の生活に不満がある。
・用紙の中心に木を描いた人:精神的に安定している。
・用紙の右側に木を描いた人:無意識に相手を支配しようとする傾向がある。
・用紙の右上に木を描いた人:慎重に計画的に物事を考える人。
・用紙の右下に木を描いた人:自己愛が強い。ナルシスト的なところがある。
・用紙の左側に木を描いた人:内向的で現実逃避傾向がある。
・用紙の左上に木を描いた人:空想、妄想、ひきこもり傾向がある。芸術家的なところがる。
・用紙の左下に木を描いた人:過去に囚われ、将来にも不安を感じている。
・用紙の上側に木を描いた人:空想的で飽きっぽい。
・用紙の下側に木を描いた人:現実主義である。
・木を2本描いている人:自分の過去を抑圧している。新しい自分を再構築しようとしている。
・3本以上の木を描いている人:集団の中での自分を見失いがちで、自分の価値観を持って
いない。
・実を描いている人:目標を達成した。充実した日々を送っている。
・たくさんの実を描いた人:自分の理想(要求水準)が高く、成果を求めている。
・鳥を描いた人:明るい気分で希望を持っている。
・雲、雨を描いた人:隠し事をしている。
・花、鳥、昆虫などを、木を囲むようにして描いた人:チャホヤされたい。目立ちたい。
・曇り空や霧を描いた人:外部との関係がうまくいかずにつらく悲しい思いをしている。
他にも幹の太さ、葉っぱの多さ、枝分かれの仕方などで、たくさんの心理状態が分かるようです。
詳しいことはインターネットや本などで調べてみてください。
ともあれ、「青年期」を有意義に過ごすには、まず自分をよく知ることが大切です。
これをきっかけに、自分を見つめ直す機会を作ってみてはいかがでしょうか!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島