東工大合格体験記;後編☆彡
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス
<村上です>
こんにちは!
今日は前回に引き続き、東工大、東京理科大に合格したYくんに、もっと掘り下げた質問をしてみました!
勉強の仕方の一例になると思いますので、必読ですよ☆
①受験を意識して勉強を始めたのは?
高校1年生の冬くらいに受験を意識し始めて、2年生になる前か後くらいに勉強をし始めました。
②一日の勉強時間を教えて下さい。
2年生のときは5~6時間くらいで、3年生は10時間くらいです。科目別の勉強時間は数学、理科、英語が2:2:1くらいの割合です。
③おススメの参考書があれば教えて下さい!
数学:合格る計算 数Ⅲ
積分の計算がおぼつかないような人におすすめです。付属の積分練習カードで気軽に積分の計算の手法を学ぶことができます。
物理:良問の風
『物理のエッセンス』などで出てきた公式を定着させるのにおすすめです。エッセンスを何周もするよりも良問の風を回した方が良かったかなと個人的には思いました。
化学:化学重要問題集、鎌田の(福間の)理論、有機、(無機)化学の講義 の計4冊これらをやり始めたときは凄く辛かった記憶がありますが最終的にはこの4冊で十分事足りた感じでした。参考書をじっくり読んでから問題集を解いてみるのがいいと思います。
英語:システム英単語、関 正生のThe Rules4 の2冊
単語帳はシス単がいいと思います。理由は単語が一番出されやすい形で載っているからです。例えばexpectという単語はtoという前置詞と一緒に出されやすいからそれを「例文」で覚えさせるといった感じです。中には「文で覚えるのは効率が悪い」と言っている人もいますが、それなら単語だけ見て、その意味を答えればいいです。この単語が覚えづらいなってときに例文丸ごと覚えるという工夫をしたらいいと思います。
僕は見出しの単語のみ覚えて、それについてきやすい前置詞なんかを全く気にせず学習していました。中には「ここに入る前置詞は何か」と問う大学もあったり英作文にもこういった知識が役立つこともあるので、シス単本来の良さを引き出せてなかったことを少し後悔しています。
そしてRulesの4を選んだ理由ですが、この長文の問題集には、他の問題集には載ってないような、その大学独自の問題とその解き方の様なものが載っているので、難関大志望者は一度手に取ってみる価値はあると思います。
④試験日の想定外!はありましたか。
試験中、隣の人の息遣いが荒かったことです。これは2回ほどあったのですが、丁寧な言葉遣いを意識して落ち着いて呼吸をするよう頼んだら双方とも理解してくれました。
⑤これをしておけばよかった!ということはありますか。
英語で分からなかった単語をまとめていなかったことです。これはどの教科でもそうですが、問題集などに載っていることが全てではなく、過去問なんかで出た問題から学ぶことは沢山あるので、そういうのを学び取ろうとする意識が僕には足りなかったのかなと思います。
⑥これをやっておいて良かった!ということはありますか。
早めに勉強をし始めたことです。