古文学習法~古典って、すごく面白い!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの星田です。
<<古典の世界は、人間模様を楽しもう>>
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まだまだ暑い日が続いています。
後期の授業が始まりました。みんな元気に登校しています。
大学進学コース以外の生徒のみなさんと久々にお会い出来て良かったです。第6回目までのレポートを一緒に仕上げていきましょう。
今回は古文の授業についてお話していきます。
古文も一筋縄ではいかない教科です。
一番のテーマは古文嫌いにならず、表現に慣れることです。
慣れると言ってもどのように慣れるのかと思いますね。
例えば、平安時代で言うと車と言えば、牛車になります。貴族の着ているもの1つにしても直衣、指貫、直垂、烏帽子などがありますね。
そのようなものを資料で確認しながら、何となく話の流れをイメージしていきます。
次に文法を単体で覚えるのではなく、いわゆる構文のような形で覚えた方が、訳し易く、応用が利きます。「ぬべし」「つべし」「にけり」「せばまし」等がそうですね。
文法単体の問題は、出て1問程度ですから単体で覚えても即効性はありません。
そして単語です。古文単語は、市販されている単語集で多いもので650語です。しかしこれは、単語単体で650語ある訳ではなく、文法や古文常識を加えての650語にしており、これだけ覚えれば、大丈夫だろうと言う考え方で購買欲を沸かせているのですが、古文単語の語数で言うと400語くらいです。
逆に少ないもので、222語または、230語になります。これは、これだけで大丈夫と思わせることで購買欲を沸かしているものになります。
よって英単語の1/10にも満たない語数なので、どの単語集を使っても大丈夫ですが、古文単語は特に1つの言葉で、2つ以上の意味を持つものが、ほとんどになります。よって私は、ゴロ合わせで覚えるものは、お勧めしておりません。それ以外であれば、何でも大丈夫です。と言うことで、古文単語集は、だいたい300語くらいで大丈夫ですが、それだけで知らない単語が無くなる訳はありません。
しかし、最上位大学に合格する人たちも昔から、何か特殊に覚えていくことなく、同じ語彙数を覚えて合格している訳です。
古文は全文きちんと訳が出来なくても内容大意がつかめれば、解けるようになっているのだと言うことをくれぐれも認識しておいてください。
進学授業の古文では、復習し易いように、訳もきちんと確認して説明しますので安心してください。古文では、約1000年の時を経て今と変わらない考え方や気持ちを読み取ることが出来れば、面白いものですよ。
ちなみに共通テストの古文は特殊で出題傾向は、共通テストのみになります。練習材料には、センター試験からの踏襲になるので、センター試験の問題も唯一練習材料になると言うことも知っておいてくださいね。