ヒトのiPS細胞
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの出口です。
本日の千葉は曇りですが、たまに出る日差しが暖かい一日でした。
今は空がほとんど雲に覆われています。
今夜遅く、首都圏では雪が降るらしいので、明日の朝は早めに出かけられるよう、
いつもより少し早起きをしたいですね。
さて、本日は気になるニュースがありました。
ヒトのiPS細胞から腎臓の細胞をつくることに京都大のグループが成功したそうです。
千葉キャンパスでは、前期の生物基礎の時間に「腎臓の働き」について学びました。
腎臓の各器官によって、血液から尿をこしとったり、
そこから必要な水分だけを体に戻したり、と色々な働きがあります。
そのため、1つの部位が培養されれば、成功というわけではないのです。
今回は腎臓の各器官の5種類の細胞ができたそうですよ。
完全な腎臓の再生ができる日も近いのかもしれません。
再生医療や薬の開発で期待されるiPS細胞ですが、懸念点もあります。
細かい仕組みは説明しませんが、ガン化する可能性があるとも言われています。
また、倫理的な問題もあり、今のところ簡単には使えない状況です。
しかし、非常に期待される技術ですので、問題点をいち早く解決されることが
望まれていることは間違いありません。
気になった人は、京都大学 iPS細胞研究所『CiRA サイラ』のHPを見てみて下さいね。http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/index.html
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