「誠実」とは何か(その2)
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパスの矢島です。
人間というものは、人から受けた恩よりも、恨みの方をずっと覚えているといいます。
私も、自分の胸に手をあてて考えてみると、「うん、確かに」と思い当たる面もあります。
逆に、人から受けた恩は忘れがちです。
それこそ、私達はお父さん、お母さん、友人、周囲の人々のおかげで育ってきました。
「自分ひとりで生きてきた」なんていう人間なんていません。
しかし、身近な人の恩ほど忘れていくものです。
「自分はこのような恩を受けて当然だ」と、無意識に思ってしまうのかもしれません。
私自身、「誠実」な行動を忘れないために、心がけていることが2つあります。
1つは、他人から嫌なことをされても、早く忘れようと努力することです。
他人の嫌な部分が見えすぎてしまうと、良い部分が見えなくなってしまうからです。
もう1つは、どんなに小さなことにも感謝するということです。
具体的には、一日に「ありがとう」を100回言うようにしています。
「え、100回も!?」と思われた方。けっこう100回はあっという間ですよ(笑)。
「誠実」とは、簡単に貫けるものではありません。
自分で意識していなければ、わがままな自分になり、結局他人も振り回してしまいます。
まずは、「誠実」な行動を意識することから始めましょう。
その姿が魅力となって、自然とあなたに人々が集まるようになると思いますよ!
通信制 一ツ葉高校 千葉キャンパス 矢島