西洋版“暴れん坊将軍”
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの長谷川です。
今日は悪天候と言う事もあり、生徒の登校もいつもより少なめの千葉キャンパスです。
さて、連日話題となっているイギリス王室の王子誕生ニュース。
歴史的な記念日でしたね!
退院後、王子自ら車を運転し、妃の実家で乳母無し子育てという
異例の育児許可が女王から下りたのだとか!
ここ数年でイギリス王室も急激な近代化が進んでいます。
2011年には、王位継承法の法改正も決定しました。
これにより、性別に関係なく長子が優先され、生まれてくる子供は性別にかかわらず
「将来の王」になることができるのです。
王位継承法が生まれたのは…なんと1701年!=日本は江戸時代。
今から300年前の名誉革命の結果から生まれたものなんです→詳しくは世界史の授業で!
これは、スチュアート朝最後のアン女王が没しジェームズ2世や
その子孫の復位を阻止する目的でつくられたといわれています。
しかしその後、この法律により何人もの犠牲者が出るという忌まわしい歴史が(^_^;)
有名な話に、ヘンリー8世は男子の跡継ぎが生まれないばかりに妻と離縁したり、
エリザベス1世の母親を断頭台におくった理由の一つと言われています。
↑恐るべき国王、生涯でこれだけの妻を持つとはかなりアグレッシブです☆
そして、亡くなった元ダイアナ妃の犠牲による教訓も大きく影響し変化していったのでしょう。
王族の人たちは、お世継ぎ問題と自由の無い生活の板挟みで庶民と比べ物にならない
プレッシャーです。
そういえば、昔、有る国の国王は暴れん坊将軍の上様のように身分を隠しながら
領民の生活を度々偵察することを好んだとか。
※ちなみに暴れてはいません。
さて日本の皇位継承問題も話題となっていますが、女系天皇に賛成?反対?
生徒の意見をぜひ聞いてみたいと思います。
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 長谷川