声に出す
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパスの寺澤です。
放課後の空き時間に、古典文法講座(仮)が開講されました。
なぜ(仮)がついているかというと、本格的にスタートするのは
来週からなのですが、「今やりましょうよ!」という
生徒の声に応えて、急遽開講されたためです。
対象は国語総合の授業を受けている生徒たち。
国語総合は前期は現代文だけを読むのですが、
後期は古文・漢文も読んでいきます。
いきなり始めるよりは「助走」をつけてから
後期に臨んだ方がいいということで、全員が参加しました。
今日の内容は古文の基本である「動詞」について。
初回ということもあり、ゆっくりと時間をかけて
四段活用と上一段活用の動詞を勉強しました。
語尾を伸ばして「ウー」という音になるのが動詞、
下に「ず」をつけた時の未然形の音が「アー」になるのが四段活用、
という話をしたときに、自分の口で発音させてみたところ、
面白がって何度も声に出して読み上げていました。
はじめは「古文全然分かりません!」と言っていた生徒たちも、
声に出しているうちに、少しずつ理解を深めたようです。
やはり「声を出す」ということは、ことばの勉強においては
大切なことなのだなぁと思いました。
来週からは(仮)が取れるので、気合を入れていきましょう!
通信制高校 一ツ葉千葉キャンパス 寺澤