♪クイズの解答♪

2017年6月26日

通信制高校　一ツ葉高校　福岡キャンパスです。

不定期で登場致します長岡です！！

先週は最後にちょっとした算数クイズのようなものを出させていただきました♪
みなさん、どうでしょうか？　答えは出ましたか？
おそらく、簡単だったのではないかと（笑）
こんな簡単な問題出すんじゃねーよ、って思われていることでしょう。。。。

では解答────────────

問題1．今A君とB君がキャッチボールをしている。A君が投げたとき、ボールがマンションの2Fまで上がってしまったのでとりに行ったところ、30秒かかった。次はB君が投げたときに4Fまであがってしまったので取りに行った。A君とB君の速さが同じであるとき、B君はボールを取りに行くのに何秒かかったか？

A君とB君は同じ速度ですから、カンタンな問題☆　そう、
A君：1F → 2F → 1F
で階段を1回登って1回下りますので、階段を1回通過すると、
30秒÷2＝15秒
かかります。B君は
B君：1F → 2F → 3F → 4F → 3F → 2F → 1F
で階段を3回登って3回下ります。つまり階段を6回通過するので、
15秒×6回＝90秒
が正解です。まさが、4倍だから
30秒×4＝120秒
とした人はいませんよね！？（笑）

問題2．ある細菌がビンの中に1つ入っている。この細菌は、1分で2倍の個数に細胞分裂する。つまり、1分後に2個、2分後に4個、3分後に9個というように増殖する。そのまま放置しておくと、1時間後にちょうどビンがこの細菌でいっぱいになったという。この細菌がビンの半分を満たすのは何分後になるか？
理系の人はひっかからず、ちゃんと正しく計算した人もいるかもしれません。
正しい計算をすれば、一応ただしい答えは出てきます。
1分で2倍になるので
1分後：1個×2＝2個
2分後：2個×2＝4個
3分後：4個×2＝8個
4分後：8個×2＝16個
・
・
・
もうこのあたりで、勘のいい人は気づきましたね？
そう、●分後の細菌の個数は
2の●乗　個
になっているのです！！
すると、一時間は60分なので、一時間後の個数は
2の60乗　個
…………
とてつもない数ですね。。。これを正直に計算してはいけませんよ？
（計算する人はいないでしょうけど（笑）
ただ、最近のスマートフォンの電卓の性能は素晴らしく、
iPhoneの人は、画面を回転させる設定にすれば横向きにしたときに
「関数電卓」が出てきますね！）
まあ、関数電卓などでこれを使って計算してあげる
2の60乗＝1,152,921,504,606,846,976
という値が出てきますが。
これを2で割れば半分の個数は出てきますが、そんなことを考えなくとも、
1分で2倍ずつ増えていっているので、「ある時間の1分前はその半分の個数」
だと考えれば、1時間の1分前の
59分
が正解です。