書道の秋
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス です。
こんにちは、島田です。
今週も始まりましたね。さぁ~~今週はレポート3回目の締切です。紙のレポートとe-learningがあります。
忘れることなくやりましょうね。
書道がある人は作品も書きます。中学生ぶり、と言っている人が多いですが、久々の墨を使って書くということ、たまにはいいですよね。
今回は「天朗」を臨書します。王義之(おうぎし)の「蘭亭序」という古典にある文章です。天は晴れて、という意味です。
書道は習字と違って芸術の分野に属するのでその古典の背景を理解して書いたり、雰囲気を真似て書いたりとこれまでしなかった感じで書きます。
すでに書いている人の作品を見ると力強いものがありました。力強く、天が晴れているのを感じさせるように頑張って書きましょう!
中には現在進行形で書を続けている人もいます。やはり、筆などの扱い方が違いますね。字がきれいってうらやましい。
レポート6回まで作品があります。難題は6回目でしょう。何せ自由課題。自分の好きな言葉を好きな配置、大きさ、自分で決めていいんです。
自分で自由に決めるという自由が意外と大変ですよね。今のうちから好きな言葉(何を書くか)見つけておくことをおススメします。
今年はどんな素敵な作品ができあがることでしょうか?
ここからは城戸です。島田先生が書道の話しをされているので続きを。私は、この前古文Ⅱの授業で空海と嵯峨天皇が書の上手さを競うという話を読みました。空海と嵯峨天皇は三筆と呼ばれ、とても字が上手な人とされてきました。本当かどうか、分かりませんが、空海は中国(唐の時代)に留学をしていたのですが、国によって字体を変えるというすごさも持ち合わせていたことから、嵯峨天皇をとても驚かせたという話でした。その話を読んだ後、たまたま生徒と書道の教科書を開いたら、空海の書が載っており、私はなんだかとてもすばらしい気持ちになりました。
ちなみに、空海は東長寺というお寺を帰国後最初に開いたのですが、このお寺は学校のとても近くにあって、この前、一年生と課外活動で訪れたお寺です。その話を山口先生にすると、本当に空海ってすごい人なんだなと言っていました。私もそう思います。1000年以上前の人物のことをこれほど考えることはあまりないので、たまにはいいな~と思いました。秋も終わろうとしていますが、みなさんはたまには読書をして、考えを深めてみてくださいね☆
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス