浴衣もいいね♪
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 重本です。
みなさんこんにちは。7月7日は七夕です。昨日は一ツ葉高校福岡キャンパスの七夕祭りでした。
浴衣といえば、現代では夏の風物詩のようなものです。花火の時など、女の子の浴衣姿なんてきれいですよね。思わず見とれちゃいます。男の人が浴衣を着こなしているのをみると、すごく粋でかっこいいですよ。しかし今年は福岡キャンパスでは浴衣男子はみられなかったな…
そんな浴衣、どんな起源で現代の浴衣ができていたのでしょう。本来の浴衣は、その着方、使い方が違っていたようですよ。
浴衣の起源、浴衣が現在のように普段着のひとつとして浸透したのは江戸時代にまで遡ります。浴衣という漢字はもともと当て字で、本来は「湯帷子(ゆかたびら)」と呼ばれていたのだそうです。
「湯帷子」と呼ばれていたものがだんだんと「ゆかた」になり、そして、現在の「浴衣」という漢字があてられるようになっていったと言われています。「湯帷子(ゆかたびら)」なんて聞いたことがありませんよね。どんな意味なのでしょう?
「湯帷子」というのは、平安時代に貴族が蒸し風呂に入るとき、水蒸気でヤケドをしないようにと着ていたものでした。
帷子というのは、麻の着物のことを指します。その当時はまだ綿(コットン)は高級品であったために、より安価な麻で”浴衣”が作られていました。とはいえ平安時代では、浴衣自体が高級品だったため、まだ一部の位の高い貴族しか着てないものであったことには間違いありません。
ずいぶん昔の話ですね。浴衣が高級品だったなんてね。しかも、麻でできているんですから・・・今では考えられないですよね。浴衣が現代のように、本当の意味で広く浸透したのは江戸時代後期になるということです。
こんなに女子生徒がほとんど浴衣でキャンパスがとっても華やかなになったのは初めてですね。みるだけでも楽しめました。また来年もしたいですね!
通信制高校 一ツ葉福岡キャンパス 重本