Fire Flower
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 林です。
昨日は台風が近づいていたようでしたが、風が少し強いだけで雨も降ることなくいいお天気でしたね。
昨日の博多駅は浴衣姿の人でいっぱいでした!福岡キャンパスからの帰り道、そんな光景を眺めながら8月1日は大濠公園の花火大会だったことを思い出しました。
みなさんはこの花火、どのような仕組みで鮮やかな色がでるのかご存知ですか?
花火の鮮やかな色の正体は金属を燃やした際に、その金属によって決まった色を放出する「炎色反応」という反応によるものなのです。
花火には2種類の火薬が入っており、一つは花火玉を割る火薬、もう一つは花火の光の一つになる星と呼ばれる火薬です。この星の中に炎色反応を起こす金属の成分が入っています。赤はリチウムやストロンチウム、オレンジはナトリウムやカルシウム、ピンクはカリウム、青はルビジウムやセシウム、緑は銅といったように金属によって見える色が変わるのです。この性質を利用して花火は作られているのです。
この話は化学の時間に聞いたことがある人もいるかもしれません。
化学の教科書や資料集には炎色反応のように色の綺麗なものや普段平面で勉強している分子の立体構造など様々な写真や絵が載っています。
パラパラ眺めるだけでも楽しいと思うので、化学の授業が始まる5分間でもぜひめくってみてくださいね!
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 林