博多キャンパス ブログ

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  1. 🏫大学受験の多様な受験方式:あなたに最適な選択肢はどれ?

    こんにちは。一ツ葉高校の下川です。

    暑い日が続きますが元気にお過ごしでしょうか?

     

    写真は先週月曜に実施をした行事「一ツ葉縁日」の様子です(^^♪

    夏らしく、キャンパスで射的などお祭り風の出し物を楽しみました。

     

     

    今週から生徒たちは楽しい夏休みに入りましたが、受験生にとっては勝負の時期となりました。

    大学入学共通テストまで、いよいよ残り半年を切りました!キャンパスに通っている受験生もますます気が引き締まってきているようです。時間が経つごとに焦りが増していきますが、体調を崩さないように頑張ってほしいです。

    さて、今日は大学入試の代表的な受験方式について、その違いとそれぞれのメリット、デメリットを紹介したいと思います。保護者の方も是非、学生さんご本人と一緒にご覧いただき、受験について考える一助にしていただければと思います。

    1,一般入試(大学入学共通テスト試験+個別二次試験)

    一般入試は、多くの大学で採用されている最も一般的な受験方式です。国公立大学の場合は、大学入学共通テスト(旧センター試験)と呼ばれる全国統一試験を受験し、その後に大学ごとに行われる二次試験(筆記試験や面接など)を受験します。私立大学の場合は大学の個別試験のみで、共通テストは必須でない場合が多いです。

    メリット:

    広範な選択肢: 多くの大学で実施されており、選択肢が豊富です。

    学力の測定: センター試験で基礎学力を確認し、二次試験で専門的な知識や論理的思考力を測定します。大学によっては個別試験が無く、共通テストの点数のみで合格判定が出る入試もあります。

    デメリット:

    試験の難易度: 国公立大の場合、共通テスト(マーク式)と大学ごとに異なる二次試験の両方に対応する必要があり、準備が大変です。また、他大学と併願する学生が受ける場合もあるため、倍率が上がりやすくなります。

    プレッシャー: 一発勝負の試験が多く、合格するためには高い得点が求められます。

    2,推薦入試(指定校推薦・公募推薦)

    推薦入試は、学校の推薦を受けて受験する方式です。指定校推薦は大学から在学する高校に指定校枠が与えられている場合に受験ができ、たいていの場合同じ高校から推薦できるのは1名程度です。公募推薦の場合は受験資格を満たせば受験することができますが、大学によっては高校内から推薦できる人数が決まっている場合もあります。

    メリット:

    学力以外の評価: 学業以外の活動や人物評価が重視されるため、学外活動やリーダーシップ、その他高校在学中の成果についてアピールできます。

    受験の少なさ: 一般入試よりも受験回数が少なく、試験の負担が軽い場合があります。

    デメリット:

    基本的に専願制:他大学との併願はできない場合がほとんどです。

    推薦の条件: 高校での成績や活動実績が求められるため、対象となる生徒が限られる場合があります。その大学独自の条件が課せられている場合もあるため注意が必要です。

    競争率: 特定の学校からの推薦が限られている場合、競争が激しくなることがあります。

     

    3,総合型選抜・ AO入試(アドミッション・オフィス入試)

    総合型選抜・AO入試は、学業成績だけでなく、面接や志望理由書などを通じて総合的に評価される受験方式です。大学によっては特定のテーマに基づくプレゼンテーションや、グループディスカッションなどが求められることもあります。

    メリット:

    個性をアピール: 学業成績だけでなく、自分の意欲や特技をアピールすることができます。自分が得意とする入試方式から大学を選択することも可能です。

    多様な評価: 面接や課題を通じて、単なる学力だけではなく、さまざまな能力が評価されます。自己分析をしっかり行うことで、強みを増やすこともできます。

    合格発表が早い:一般入試に比べて、早期に合格が出る場合が多いです。

    デメリット:

    基本的に専願制:推薦入試と同じく、他大学との併願はできない場合がほとんどです。

    対策が必要: 普段の受験勉強に加えて面接やエッセイの対策が必要であり、準備には時間と労力がかかります。学校の先生など、周囲からのサポートを受けて対策したほうがよいでしょう。

    大学による差が大きい: 実施方法や評価基準は大学によって異なるため、積極的な情報収集が必須です。また、自分の志す学問や、目標とする職業に対する知識も問われます。

     

    今回は代表的な三つの入試を上げました。これまでは一般入試で受験をする学生がほとんどでしたが、近年では総合型選抜や学校推薦入試で受験をする学生が年々増加しています。複数の受験方式で出願ができる大学も少なくないため、行きたい大学に入学するチャンスを増やすために総合型選抜などを利用する学生も多いです。今回紹介した以外にも、実用英語技能検定などの資格試験の点数を利用できる方式など、大学によって受験の方式は多岐にわたります。従来のように、試験の一発勝負だけで結果が決まるのではなく、それぞれの学生の意欲や個性、高校で頑張ったことを様々な尺度で測れる受験体制が整ってきていると言えるでしょう。

    このブログを読んだ受験を控える高校生や、その保護者の方々が、より自分に合った受験方式を見付け、万全の状態で受験に臨めるよう願っております(^^)/

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