短歌から考える
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 林です。
だんだんと風がつめたくなってきて日が落ちるのも早くなってきました。少し前までは19時ごろまで明るかったのに今では真っ暗です!
つい最近では、ぎんなんの実が落ちているのを発見してだんだんと秋めいてきたなと思う今日この頃です。
10月1日から後期が始まり、昨日から大学進学コースの授業もレポート授業も開始されていますが生徒のみなさんはみな授業に気合がはいっているようです。
今日は私の担当する国語総合の授業があったのですが、短歌の音読をお願いしたところ手をバッと挙げて自ら読み始めてくれたのです!
漢字に苦戦しながら短歌を次々に読みすすめてくれるKちゃん。大きな声で聞きとりやすく、他の生徒たちも聞き入っていました。
その中に与謝野晶子の「その子二十」という短歌があったのですが、この短歌の情景を解説する途中で、「もしかしたらこの人の髪は恋人が櫛をとおしていたのかもしれないよ」というとみんな一斉に「えー!!!!」とこの妄想を批判してくれました!笑
「自分で梳けばいいじゃない!」「なんてうらやましい!」などさまざまな意見が飛び交い、非常に楽しい授業になりました。
短歌のいいところは、五七五七七の言葉から情景をあれこれ考えるところにあります。
もうしばらくは短歌の勉強が続きますので、またいろいろな想像をしながら考えていきましょうね!
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 林