模試のやり直し
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 宮本です。
大学進学コースの生徒のみんなは、この前の土曜日は進研模試でした。出来はどうだったでしょうか。こうした模擬試験は答えやそれに至るプロセスを覚えているうちに復習しないと、効果が半減してしまいます。そこで、今日の大学進学コースの教室では英語・国語・数学の解説授業が行われました。
私が担当する国語の授業では、第二問小説の読み方を解説しました。「テーマを当て込んで読むこと」、「テーマ文を作ること」。本当にちょっとした心がけで出来る簡単なことですが、効果は抜群!今回解説を聞いたみんなは試してみてくださいね。
さて、この写真は、放課後に「やり直しノート」の作り方をレクチャーしている場面です。ルーズリーフの裏面にまず解説から学んだこと、分からないことをまとめ、その問題数に応じて、コピーした問題用紙を張ります。そして、「出来るまで何度も解きなおす!」。そのためのノートです。
この時期にはまだまだ実感もわかないし想像もつかないでしょうが、入試問題を解くのは実は相当時間がかかります。福岡大学の問題を例にとると、3教科解くだけで210分、復習で同じくらい時間がかかってノートをまとめて……とするだけで、優に6時間は超えてしまいます。さらに、1年度分で4~5回分は問題はあるので、例えば5年分するのには1月くらいかかってしまいます。それをマスターするために何度も復習し併願校の勉強もし……となると、ため息が出る学習量になると思います。
そのためにも、まずは自分から集中して勉強する習慣作りとして、やり直しノート作りにチャレンジしてくださいね。
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 宮本