オープンキャンパス
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 宮原です。
今日は暦の上ではもう立秋ということですが、まだまだ夏真っ只中。猛暑が続きますね。
福岡キャンパスでは暑さに負けず、今週も大学進学コースの生徒たちは授業を受けています。ちょうど今の時期は大学のオープンキャンパスがたくさんあるので、オープンキャンパスに行った感想をよく耳にします。
「すごい良かった!やる気出てきた」という感想もあれば「なんか現実を見た。頑張らないと」という感想も。中でも模擬授業を受講したS君は「少しがっかりした」とのこと。
詳しく尋ねてみると「大学の先生の授業はこちらに語りかける感じではなかった。板書もほとんどされなかったし、聞いていても話がよく理解できなかった」ということでした。
この感想を聞いて、私も大学1年生になりたての頃を思い出しました。私は法学部だったので、初めは法律用語が分からず先生が何を言っているのかも分からなかったし、もちろん全く板書もされなかったのでノートを取るにもどういう漢字を使うのかも分からず戸惑いました。最終的に私がとった対策は、授業中はひたすらノートだけを見て、耳に入ってくる先生の言葉を一語一句平仮名で書き取るというものでした。時には密かに録音したりもしましたが。。後でぐちゃぐちゃのノートと教科書を見比べながら綺麗にノートをまとめると、先生の授業の素晴らしさが本当によくわかって、授業が楽しくなった覚えがあります。
大学とは実はそんなところなのです。高校生の時ほど授業の内容も生活面も手取り足取りという環境ではないのです。そんな所に面食らいつつも、大学に行く意味や価値をここでよく再認識して、今後の学習に生かしてほしいと思います。
京都へ大学を見に行ってきたOさんからのお土産を手にするKさん^^
通信制 一ツ葉高校 福岡キャンパス 宮原