脳の記憶☆
通信制高校 一ツ葉高校 小倉キャンパスの山下です。
今日は久しぶりに暖かい気候になりましたね。小倉キャンパスでは窓からまぶしいくらいの日差しが差し込んでいます。窓際に居たら暑いくらいかもしれません。
突然ですが、ここで脳の記憶のお話をしたいと思います。
1度覚えたことを約1週間後には忘れていたりしませんか?特に勉強のこととなると3日後には忘れていること、多々あると思います。これは当たり前のことなのです。
記憶の種類にはワーキングメモリ、短期記憶、長期記憶の3種類があるそうです。ワーキングメモリは数秒の記憶のこと。短期記憶は数分の記憶のこと。長期記憶は何年もの記憶のこと。勉強で使われるのは長期記憶ですね。
私の実体験なのですが、この脳の仕組みを自然と身につけ暗記がとても得意になりました。その分、人10倍努力しましたけど・・・。少なくとも私が出来るのだからみなさんにも出来るはずです。その方法を少し紹介してみたいと思います。
人間の脳は時間がたつに連れてゆっくりと記憶が薄れていってしまいます。その記憶が薄れていかないうちに、同じことを繰り返し行うのです。
例えば試験前に出そうな範囲の問題集を解くとき、1回目が終了したら2回目を15分後にする。この時点で大体8割は記憶が残っています。次は3時間後。苦手な科目だとこの時点で6割くらいに落ちていることも。全問正解するまで続けます。気を改めて翌日。寝ている間に脳は記憶の整理をします。意外と8割近くは正解するかもしれません。その日のうちにもう一度やり直しをしていれば全問正解。次は日にちを明けて3日後、一週間後・・・と続けてやると、記憶は長持ちするのです。長持ちどころか記憶が定着するというのでしょうか。
個人差は有るかもしれませんが、脳のメカニズムを簡単に言うとこんな感じだと思います。脳は単純なのです。
暗記が苦手でどうにかしたいと思っている人。試験前2週間なのに何も手につけていないという人。努力をすれば記憶は維持出来るはずです。諦めないで何度も繰り返し行うことが重用だと思います。
体育でいう逆上がりや、縄跳びと勉強は一緒なのです。
もうすぐ春休み。脳を働かせていないと、体力と同じでどんどん衰えていきますよ。
体も脳も適度な運動を心がけてみて下さいね。
通信制高校 一ツ葉高校 小倉キャンパス 山下