新年度から・・・
通信制高校 一ツ葉高校熊本キャンパスの新開です。
ちょっと真面目な話をします。
4月に高校の学習指導要領が改訂になり、来年度の新高校1年生から「数学」と「理科」の科目構成などが変更になります。
生徒の皆さんに直接関係することは、教科書が変わること、さらには大学入試に関することでしょうか。
一ツ葉高校でも、新しいレポート作成の追い込み段階に入っています。
では、「数学Ⅰ」と「数学A」に絞って、主な改訂点を3つ挙げてみます。
1.必修科目の「数学Ⅰ」で、統計の内容を扱います。分散や標準偏差、相関係数など、やや踏み込んだ内容まで学習します。
2.「数学A」は、3項目から2項目を選択するようになります。選択にはなりますが、新たに「整数の性質(不定方程式など)」について学習します。
3.「数学Ⅰ」と「数学A」に、現行課程の「総合的な学習」が組み込まれます。自分で調べたり、自分の言葉で説明したりする、いわゆる課題学習を実施します。
大学入試に言及すると、今回の改訂で、「数学A」の「平面図形」の内容が選択になるため、現行課程のセンター試験のような「三角比」と「平面図形」の融合問題が出題できなくなることが予想されます。
詳細な内容は、もちろんこれから判明していきますが、このブログを通して、情報提供も行っていければと考えています。
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