忘れないための工夫
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの石本です。
1月も早いもので、後半に差し掛かっています。
受験の本番も始まっていますが、学校では同時にもうすぐ試験期間に入ります。
試験勉強をはじめると突き当たるのが、
「どうやって覚えればいいの?」
「覚えたことを忘れないためには、どうすればいい?」
といった問題。
このことについては、以前もブログで一度書かせてもらいましたが、
大事なことなので、今回もう一度繰り返しておきたいと思います。
ちなみに、何かを忘れない、覚えておく、ということは、試験勉強についてだけではなく、
例えば、宿題の提出日であったり、行事の日程であったり、
あらゆることに関して重要となってくることです。
そういう時にも是非参考にしてくださいね☆
まず、何かを忘れないためにどうするか?
ということを考える際に大事な前提は、
「忘れることが普通」ということを心得ておくことです。
人間の脳は構造的に記憶を定期的に消去しないと
機能しないようになっているのです。
つまり、確実に覚えていられることはほんのわずか。
だからこそ、まずは忘れても思い出せる工夫をすることが、第一歩です。
では、忘れても思い出すための工夫には、どのようなものがあるか?
私の知る限り、大きく分けて二つの段階があると思います。
1.情報をひとつのところにまとめる
例えばテスト勉強用のノートを作る、暗記カードを作る、手帳に書く…
といった方法がこれに当たります。
情報が散らばってしまうと、どこにあるかを忘れてしまったり、
それを探すのに労力を割いてしまったりして、
なかなか「思い出す」という作業にうつれないものです。
そこでまずはひとつのところになるべく情報を集めておくことが、
思い出すことを妨げないコツです。
2. 何度も確認する
忘れても、何度も思い出すことで記憶は定着します。
何度も確認をするためには、なるべく定期的に何回も「自分に見せる」工夫が必要です。
そのような工夫としては例えば、自分が日々眺めるもの―自分の部屋やトイレの壁、
あるいは手帳やスマホなどに情報を貼ったり、取り入れたりして、
思い出す機会を頻繁にすることです。
また、最近ならば、そのような思い出すことに特化した携帯電話の
アプリなどもたくさんあるので、そういうものを上手く活用するのも一案です。
学期末になると、単位認定試験や最後のレポート提出など卒業・進級に
関わる大切な提出日が多くあります。
以上の二つの段階の工夫を駆使して、忘れない工夫を実践してみてください☆
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 石本