評論作者からの挑戦状
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 川野です。
今日も寒いですね。
今日が今年一番の冷え込みという言葉をよく聞きます。
どんどん寒さが更新されていっているのを感じますね。
昨日テレビをみましたか?
EテレのRの法則に一ツ葉高校が出て来ました!
いやー、嬉しいものです。東大合格した卒業生、カッコいいですね!
今日のSHRではその話題になりました。
番組内では「通信制はレポートが大変!」
とみんなが言っていたのですが、
SHRに出ていた生徒に「レポート、大変だと思う?」と聞いたところ、
「えー。全然。」
とみんなが言っていました。私も同じ意見で「そうだよねー。」と言いました。
一ツ葉では、レポート授業内でレポートを終わらせて提出するので、
生徒みんなそこまでレポートを大変だと感じていない様子で、私の印象もそうです。
もちろん進学授業に参加するのでレポート授業に出られない生徒は
自分でレポートに取り組むのですが、進学コースの生徒も同じコメント。
いろんな通信制があって、本当に色々と違うんだなぁと見ていて思いました。
一ツ葉高校は少人数で個別指導が充実していて、
みんな和気あいあいと楽しくやっています!
さて、今日は宇野先生にブログをおねがいしたいと思います!
よろしくお願いします!!
こんにちは、通信制一ツ葉高校立川キャンパスの宇野です。
本日の現代文ではなんと!
レポート授業でも進学授業でも「鷲田清一」の作品を扱いました。
特に入試において、鷲田さんは最頻出作者です。
現代文を制するためには、評論を制さなければならない。
そして、評論を制するためには、鷲田さんの作品を読みこなさなければならない。
しかし、哲学者でいらっしゃる鷲田さんは奥深い評論をお書きになります。
入試及びレポートの答案を埋めるのであれば、一読で事足りるかもしれない。
だが、本質的な理解に到達することは、一読では不可能。
並々ならぬ思考の研鑽を要します。
私は本日の授業のために、昨日夕飯の際、主人と討論会を実施しました。
布団に入ってからもあれこれ考えてしまい、夢にまで鷲田さんが登場してきました。
私の相手をさせられた主人に対して「かわいそうに」と同情して下さった優しいあなた!
心配無用です。彼も本気でディスカッションしていましたよ!
というのも、私たち世代が受験生の頃から鷲田さんは、入試評論頻出者。
そして数多くの難解なテーマを私たちに提示してきた御方。
サラリーマンである主人にとって「鷲田清一」という響きは、
受験の思い出を想起されとともに、己の文章読解力&思考力を試さざるを得なくなる、
闘いのゴング。
彼の挑戦心を焚き付けて止まないものだから。
無事に二つの作品を読み終え、解説をし終えた私は、
現在、脳細胞に栄養をとられすぎてペラペラになっております。
皆さま労いの拍手をどうぞよろしくお願いします。
それにしてもこんなにこんなに準備をしたのに、ご欠席の方が想像以上に多いのですが!!
悔しい、悔しくて泣きそうだ。。
この悔しさをバネに、また鷲田氏の評論を扱っちゃうもんね!
それもとびきり難しいやつを!
そうと決まったら、早速帰りの電車で作品を読み込むとするかな。
宇野先生、いつもありがとうございます!素晴らしい情熱を感じます。
是非、よろしくお願いします!!
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 川野・宇野