宇宙開発! オープン・マイ・ハーツ
「宇宙開発! オープン・マイ・ハーツ」
こんにちは、立川キャンパスの橋本です。
みなさんは、年末年始ゆっくりできましたか
私は、友人とクリベッジをしながら年末を過ごしました。
クリベッジは何度でもできる面白いトランプゲームですので
是非一度やってみてください。
運と思考性のバランスがよく、生徒たちとも和やかにプレイできます。
今日はクリベッジではなく、ブラックレディ(ハーツ)について語りたいと思います。
ハーツは、トランプで行われる4人用の定番ゲームです。
とにかくハートを自分の前に集めてはいけない、という単純なルールなのですが
すべてのハートと、スペードのクイーンを集めると大逆転を起こすことができます。
この逆転のことを“SHOOT THE MOON”というのです。
「月を撃つ」ことから、「宇宙開発」
さらに最近では「前〇社長」とも呼ばれています。
クイーンに愛を集めると宇宙に届くという構造が、なんだかドラマチックですよね。
ただ、ハートを少しだけ集めても、それは失点になるだけ!
中途半端な愛は月に届かず、身を亡ぼす。
それはそれでなにか比喩的ですね・・・
かなりスリリングなゲームで、万人に進められるものではないと思います。
緊張が苦手な方にはお勧めできませんが、
アドレナリン好きの方であれば楽しめること間違いなし。
このハーツも最近、ゲーム好きのメンバーの間で徐々にプレイ機会が増えてきています。
橋本も学生時代に何度もやったなあと思いながら見ています。
時々は橋本も入ります←
先日もフリースペースでハーツがプレイされていたのですが
どこで宇宙開発をするかという判断がやはり難しいなと思いました。
行くならある程度徹底的に行かなければ宇宙開発はできませんが
そこには多くの困難(失点)の危険性があります。
失点の恐怖に打ち勝ち、宇宙開発に邁進するのか。
無謀な賭けは損切りして、地上で手堅い勝利を目指すのか。
ルール上も戦略上も、どちらも正しい選択であり、そこに善悪はありません。
どちらの試練も必死であり、全力です。
全力で決めた結果ならどちらの目も尊いのです。
これは、進路選択にも通じると思います。
仕事の八割は決断だ、と仮面ライダーダブルは言いました。
量ではなく、質の問題だと思います。
受験や文理選択が迫る時期です。
どこまで攻めるのか、どこを無難に行くのか、
本気の決断が交錯するのが、この冬です。
決断をするためには情報が必要です。
相手の情報と、それだけでなく、「自分の思い」に関する情報。
・――彼を知り己を知れば百戦危うからず
自分自身に対し誠実に向き合えば、
自分が何をしたいのか、霧の中から見えてくるはず。
宇宙に行く人も、大地に生きる人も。
本気の決断は等しく尊い。
少しでも、そのお手伝いができればなと思っています。