now that I see you
こんにちは、田中です。
先日授業で、ディズニーの名言集!英語と日本語訳を紹介しました!
私は小さい時からディズニーを見ていたので、吹き替えのセリフはたくさん覚えているのですが
実際に英語で何と言っているのかは知らなかったので、とても勉強になりました!!
今日はその一部をご紹介します!
「”Some people are worth melting for.”」
直訳すると、溶ける価値のある人がいる、ってなりますが
これはどの映画かわかりますか?
〈溶ける〉という単語でピンときた方もいますでしょうか。
【アナと雪の女王】のオラフのセリフです!(ちなみにアナ雪、英語のタイトルは「Frozen」。)
さて、オラフくん、吹き替えでは何と言っていたか?
「アナのためなら、溶けてもいいよ」
でしたよね!!ね。
でも、字幕だと
「大切な人のためなら溶けていいんだ」
だったのです!!
吹き替えはキャラクターの口の動きに合わせる必要があるとはいえ、
セリフが大きく変わっている印象ですよね。
どれも良いセリフですね。
おもしろい~といいことで
次は
ポカホンタスでーす。
あまり知らない人もいるかもしれないんですけど、とても良い作品です!!
インディアンの女の子と、上陸してきたイギリス人との話なのですが、綺麗なのです!ぜひ機会があればご覧ください◎
さて、では、物語に登場する、柳の木のおばあさんのセリフから。
「Sometimes the right path is not the easiest one. 」
「path」は道ですね。
「ときには正しい道が最も容易な道ではないこともあるのよ」
というのが字幕での訳だったようです。
吹き替えでは
「正しい道が歩きやすいとは限らないのよ。」
でした!
「easiest:(最も)容易、簡単」を【歩きやすい】に変えているところもポイントですね~
すっとセリフが入ってくる感じがします。
いや~たまには吹き替えも良いですね~◎
最後にもう1つ!
「“Everything is different now that I see you.”」
これは歌詞になっていた?かな?
ラプンツェルですね~!
あ、英語のタイトルは「Tangled」です。
えええ!ってなりますね。笑
【あなたといると、何もかも違って見える】
よくあるセリフではありますが、now that I see youって部分がおしゃれですね。
あなたと出会った今だから、ってことですね。
素敵です!
スクーリングの時のオペラ座の怪人でもそうでしたが
訳し方によってセリフの印象がかなり変わるので、翻訳家のお仕事ってやりがいがありそう~!
センスがでますね~!
洋楽もそうかもしれないです。
英語の方がすんなり入ってくる言葉もありますよね。
日本語がそうであるように、その言語にしかない表現というものが存在する気がします。
じっくり映画を見るときがあれば、ぜひ
日本語吹き替え、英語字幕なんかで見ながら勉強してみてくださいね~