ニューシャトルに揺れて…
こんにちは。立川キャンパスの矢田目です。
7月第3週は3年生が中心の熊本県山都町でのスクーリングを無事に終えることができ
参加した皆さんからは「楽しかった。」との声を聞くことができました。
一方、関東はというと7月第2週の陽気とは打って変わって
梅雨のシーズンに逆戻りしたかのような天候で
特に埼玉県の西部では記録的な大雨に見舞われ、大変なことになっていました。
そちらの方面には知人が住んでいることもあって、連絡を取ろうかと思っていましたが
大変な時期に不用意な連絡を取るのは先方に失礼かと思い
ある程度、落ち着いてから連絡をとって、状況を伺いたいと思っています。
そのような悪天候が翌週に起こるとは予想だにせず
その前週に埼玉県に行く機会がありましたので、そのお話をしたいと思います。
タイトルの通り、“ニューシャトルに揺れて”いました。というより
“ニューシャトルに乗って揺れて”いました。
“ニューシャトル”って何?とお思いの方、簡単に説明しますと
大宮から上尾市や伊奈町を結ぶ、埼玉新都市交通のことです。
通常の電車に比べて、一回り小さい、非常にコンパクトな電車です。
東北新幹線や上越新幹線に乗車した経験がある方は
大宮駅から発車して直ぐに両サイドを走る電車を見かけたことがあると思いますが
まさにそれがニューシャトルです。
ニューシャトルに乗ったことがある方は
“鉄道博物館”に行った際に利用したのではと察します。
たまたま乗る機会があって、乗車したのですが
沿線には高校や大学等、教育機関が沢山あって、普段は多くの学生が利用しているようです。
普段、乗車している電車に比べて、スピードがあまり出ないので、旅行気分で乗るのにピッタリです。
何しろ、乗れば乗るほど、窓から見える車窓がどんどん変わってきます。
どう変わるか、都市計画された街並みから田園風景へと途中から一気に変わります。
普段見慣れている街並みと全然違うので、逆にそれが新鮮です。
何せ、途中から車窓は緑で溢れていますから。
終点に到着するまで数多くの駅へと停車しますが
その中でも特に目を引く駅は「原市」駅です。
この駅名を聞いてピンとくる方はいるのでは。
そう、あの「原市」です。
詳細は、このブログでは敢えて触れないでおきます。
「原市」駅周辺がどうだったか、実は記憶にありません。
それぐらい、普通の場所であることを想像していただければと思います。
乗客がちょっとでも多く乗ると満員になってしまうほどの車両であるので
まだコロナ禍の状況下、ちょっと心配になってしまいますが
それが解消されたら、非常にプチ旅行気分を味わえるような
とてもレトロな、何か懐かしい気分を感じられる電車です。
もし大宮近辺に行く機会があって、時間が許すようでしたら
勇気を持って、ぜひ乗車してみてはいかがでしょうか。
矢田目