仮の文字
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパスの佐瀬です。
まだまだ暑い日が続きますね。
百貨店などに行くと、秋服や秋雑貨などで溢れていますけど、
天気予報をみると、秋が来るのは少し待つ必要があるようです。
毎朝アイスを食べながら登校するMくんも、しばらくの間続きそうですね。
今日は書道の授業がありました。
書道の6回目のレポートは「仮名」です。
仮名は漢字の通り、もともとは音だけあてて表記する「仮」の字体でした。
わかりやすく言えば「夜露死苦(よろしく)」のようなことです(笑)
じゃあ正式な字体は?
それはもちろん・・・中国から伝えられた「漢字」でした。
漢字は「真名」と呼ばれていました。
「有名人のマナカナちゃんもこれが由来だったのかな?」
・・・って授業言ったらみんな首をかしげてたけど、覚えやすいと思いますよ?
仮名といっても、書体としては、初めは漢字の楷書体や行書体で書かれていました。
平安時代に入ると、少しずつ草書体で書かれるようになり、
さらにその後も書きやすさを求めて簡略化が進みました。
そして平安時代には字母(漢字の字源)の姿がわからないほどになりました。
長い年月をかけ、仮の文字が進化して今では一般的に使用される字となったわけです。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 佐瀬