前期最後の世界史
通信制 一ッ葉高校 立川キャンパスの瀬口です。
今日は前期世界史の最後の授業でした。
4月からこの立川キャンパスで働かせていただいていて、
初めての授業が世界史だったなぁと思いだしながら、授業をしていました。
最初の授業はすごく緊張していたことを覚えています。
さて、半年にわたって世界史を学習してきましたが、
高校での世界史は主に地域史的に系統づけられています。
その際に大きく世界史は東洋史と西洋史に分けられます。
これは大学の歴史学の分野でも同様です。
西洋史はヨーロッパ、東洋史はアジアとイメージできると思います。
しかし、正確にはヨーロッパの歴史は西洋史で正しいですが、
東洋史はそれ以外の地域は東洋史の領域となります。
これは世界史がヨーロッパ中心の歴史観を持っていたことに起因します。
そのため世界史の教科書もヨーロッパと中国史を中心に構成されていました。
しかし、近年の教科書の改訂では今まであまり注目されていなかった
アフリカや南アメリカや東南アジアの歴史や、地域史で分類できない
全世界的なつながりなどが意識されています。
後期の世界史では近代以降の歴史を学びます。
前期の内容に比べ国際関係が複雑化するので、難しくなってくると思います。
しかし、今我々の生きている時代に直接かかわるような
所も多くなってくるので、後期も頑張りましょう。
通信制 一ツ葉高校 立川キャンパス 瀬口