スクーリングに行ってきました
一ツ葉高校 横浜キャンパス 柴田です。
11月16日(火)から19日(金)の4日間、
一ツ葉高校の本校のある熊本県上益城郡山都町にスクーリングに行ってきました。
天候に恵まれ、秋晴れの続くポカポカとした穏やかな気候の中、
赤や黄色に染まった美しい山々を見て
普段は経験のできない自然を十分に感じることができ、
とても充実したスクーリングになったのではないでしょうか。
4日間で沢山の体験、学習をしてきたので、全ては紹介できないかもしれませんが、
今回は一日目と二日目のことを簡単に紹介いたします。
一日目は熊本空港に着いた後、
本校でスクーリングのオリエンテーションや試験の勉強をしました。
普段は各々の登校日に授業を受けているため、
普段は試験以外で全生徒が同じ授業を受ける機会がないので、
一斉に生徒が座っているのを見るのは新鮮でした。
通学ゼロコースの生徒は、初めての大勢での授業に不安を持っていたもいましたが、
皆さんしっかりと与えられた教材に取り組んでいましたね。
その後は宿に戻り、夕食後は自由時間でした。
二日目は五ケ瀬川の上流の峡谷である蘇陽峡で
カヌーのアクティビティーです。
最初に怪我の無いように、準備運動をした後、
カヌーの漕ぎ方を教えてもらいました。
その後はインストラクターさんの車で川岸まで移動して
一人一台カヌーに乗って各自で滝を見に行きました。
私は恥ずかしながら真っすぐ進めずに川岸に向かってしまい、動けずにいました。
何人かの生徒さんも同じ状況でしたね。
見かねたインストラクターさんのご厚意で、
カヌーをつないでいただき、滝まで連れて行ってもらえました。
インストラクターの方は「今までこんなことをしたことはない」
とおっしゃっていたので、本当に腑甲斐ないですが、
生徒も「諦めていたけど、連れて行ってもらえて良かった」、
「来年はもっと漕げるようになりたい」との感想を持ったようなので
出来なかったではなく、前向きな考えを持ってもらえて本当に良かったです。
見てくださっているかはわかりませんが、
この場をお借りして、改めて御礼をお伝えできれば幸いです。
他の上手に漕ぐことができ、自力で滝を見に行った生徒も、
「最初は難しかったけど、慣れたら楽しめた」や
「最初はやりたくなかったけど、川、紅葉の綺麗さに感動した」や
「友達と一緒に漕げて楽しかった」、「またやりたい」など
印象に残った思い出に多数の生徒が挙げてくれていました。
その後は複数の活動をした後、清和文楽を鑑賞しました。
物語を進めていく太夫と音楽を担当する三味線の説明、
講演の合間に人形の特徴や3人がかりでの人形の動かし方などの解説もしていただき、『むじな』『ゆきおんな』を鑑賞しました。
セリフやあらすじの書かれているパンフレットをいただいたおかげで、
耳だけでは聞き取れなかったものが、理解できて良かったです。
生徒の感想にも
「太夫の歌の声が独特でいい味を出していた」
「人形の精密さに驚いた」
など初めて人形劇を鑑賞することができて良かったと書いてくれた人が沢山いました。
また、「伝統が継承されていることがすごいと思った」と書いてくれた生徒もおり
日本文化を知るきっかけになったのではないでしょうか。
以上全部は紹介できていませんが、
少しでもスクーリングの雰囲気をお伝えできていたら嬉しいです。
通信制 一ツ葉高校 横浜キャンパス 柴田