2013年ラストの「化学と人間生活」
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの菊田です。
気づけば金曜日、学生からすれば今日が年内最後の登校日という人も多いのではないでしょうか。
年内最後の、という言葉を使うとなんだか寂しい気持ちになりますが、
学年という意味では三月までなので、学校としては大きな変化はないんですよね。
さて、本日の授業の内容は、油脂、セッケン、食品添加物でした。
本日はレポートの内容として油脂、セッケンの話をしましたが、
時間にゆとりがあったので食品添加物の内容に関しては教科書外の内容も話をしました。
食品添加物の発達に伴い便利になったのも確かです。
食品の色合いがよく見えるようになったり、防腐効果があったり。
しかし、それと並行して、添加物の中には人体に悪影響を
与えるものもあるという事を知っておく必要があると思うのです。
今回、題材とさせていただいたのは…
「食品の裏側」 安部司
です。
もちろん、危険性だけを前面に出すつもりはありませんが、
今使用されている食品添加物の中にはできる限り摂取を
避けた方がよいものがあるという事を知るべきです。
正直な話、それを避けるかどうか個人の自由だとは思います。
大切な事は、普段口にしている食品の中に、危険性が疑われているものが
入っているのだという事を知ること。
知らないことには対処を取ることができません。
そして知ることで、自分がどういう対処を取るのかを考えることが重要だと考えています。
食品添加物に限らず、必ず良い面と悪い面があります。
そのどちらの面にフォーカスするかによって、意見は分かれるところではあると思いますが、
その両方の面を平等に見ることが、今日の授業を通して、生徒に伝わればと思います。
それでは、2014年の授業もお楽しみに!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田