なかなか学校へ足の向かない生徒たち②
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの菊田です。
多くの理由は明確でした。
バイトは遅刻すれば怒られる、下手をするとクビになる、そしてバイト代が減る。
つまり、自分が損をするということがはっきりしている訳です。だから、行く。
では学校はと言うと、当然注意はしますが、怒鳴りつけるような事はありません。
(全てのバイト先で怒鳴られるということでは当然ありませんので悪しからず)
そして即退学という事はありません。
そして、お金ほど目に見えて損、という事はないわけです。
一度、昼に起きる生活をしたからこそわかるのですが、
そのリズムを変えるというのはきっかけが必要です。
行った方が良いことはわかってるんだけど…。
それでも学校に安定して登校できない。
もちろん、自分の為に良い事をした方が人生の為には良いですよね。
ただ、それだけだと動機が弱い。
そんな時、周りの支えというのは、本人にとって大きな力になると思います。
朝、声をかけてあげる、励ましてあげる、頑張りを認めてあげる。
もちろん、学校としても小まめに連絡を取るなど、
対策を取りますが、できることには限界があります。
一ツ葉高校の生徒に限らず、なかなか学校に足が向かないという生徒が近くにいましたら、
積極的に声をかけて頂ければと思います。
学校に通う事が当たり前、その感覚が以前より弱くなっている生徒が増えていると思います。
そんな生徒を支えるのは、今後家族を始めとする社会全体の宿題になっていくかもしれませんね。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 菊田