原稿用紙
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの浜田です。
先週、現代文の授業で俵万智さんの「さくらさくらさくら」を扱って、
散り終わったばかりでそれにはちょっと時期が遅れたかなと思いましたが、
今週はもう緑の葉っぱがいっぱいに茂っています。生命力に溢れるまぶしい緑もステキですね。
今日は小論文の授業の2回目でした。
「原稿用紙の使い方」。
いや今の時代、原稿用紙なんて不要じゃないの?と私ですら素朴に思ったりします。
使い方のルールも何に文を使うかによって違いがあります。
厳密なルールは無いとしても読む人・編集する人の立場や使う場面によって、
気をつけなければならない点はあります。
もう十数年ほど前になりますが、私も就職活動のときに自由作文の課題で原稿用紙を渡されて、
無礼にも「いまどき原稿用紙は」という題を書いて、
ITの進歩と「書くこと」を結びつけて好き勝手した覚えがあります。
ただ技術革新が進んでこういう状況が変化しても、
なぜ原稿用紙を使うか、どうして行の先頭を1文字分空けなければならないか等を考えることは、
文を書く目的を明確にして相手を意識するためには非常に重要です。
ちなみにこのブログでは文の先頭を1文字空けたりはしていませんよね。
生徒は私の質問に対してきちんと「かわりに一行空けるから」と答えてくれました。
それと「現在でも原稿用紙を使う場面は?」という質問では、
「反省文。」
と返されたのには、思わず吹いちゃいました。
思い当たる節が・・・(笑)。
小論文の授業では、失敗を恐れず枠にはまらず自由に表現していきましょう!
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 浜田