数学の問題を解くスピードについて
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの山口です。
今日の数学1の授業では、前回の復習と、
4月から勉強してきた内容のまとめのテストをしました。
みなさんの前期単位認定試験は夏休み明けてからあるので、まだもう少し先ですが、
今日のテストは復習テストとして実施しました。
普段の授業では、理解しながら問題を解いていくので、
自分の解くスピードや、ミスの多さなどをあまり意識していなかったかもしれません、
ですが、テストとしてやってみると、
理解しているのにケアレスミスをしてしまったり、
じっくり考えて時間が足りなくなってしまったりと、
各自の今後の課題が見えてきたかと思います。
今日は予行練習だったと思って、それぞれの改善策を見つけていってもらえたら…
と思います。
受験生に関していうと、数学の問題を解くときは、
普段問題集などを解くときも、自分の最大限のスピードで普段から解いてほしいと思います。
それが蓄積されてどんどん速く解けるようになっていきます。
逆に普段ゆっくりやっていると、そのペースを本番だけあげることはできません。
速くやると、ミスをしてしまうのではないかという懸念がある人もいるかもしれませんが、
必ずしも速いからミスが多い、遅いからミスが少ないということにはなりません。
むしろ、のんびりと考えているよりも、
自分の中の最速で頭を集中して回転させているときのほうが、
逆にミスが少ないのでは、とも思っています。
受験直前期には、自分の頭の回転に、書く手が追いつかない
手も最速で動かしてるけど、もっと速く手を動かしたい、
というような現象が起きていた思い出があります。
机の上で鉛筆の音が、カツカツ鳴り響いて客観的に見るとひくくらいのすさまじい光景でした。
というわけで、のんびりダラダラやるよりも、
集中して勉強して、休憩もとって、というメリハリのある受験勉強をおすすめします。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 山口