代々木キャンパス ブログ

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  1. 型破り

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの浜田です。

    単位認定試験対策期間ですが、小論文の授業だけは特別に時間をとって
    夏休みの課題としていた作文の清書をしました。

    全員期限内に完成させて、無事コンクールに応募することができるかなと、
    私としてもドキドキしています。

    2000字の作文を書くには相当な準備と構成の能力が必要です。

    こういう時に思い出すエピソード
    私は受験生の時に小論文だけの二次試験大学に入ったのですが、
    同じように、この後期日程の小論文方式の入試で入った上級生で
    「あいつは原稿用紙に散文詩を書いたらしいよ」
    という伝説を持っている人がいました。

    確かにその人はずば抜けた文才もあったし、いつも作務衣姿に下駄履き。
    そんなことをしそうな感じもありました。
    詳しくは覚えていないものの800字くらいだったと思いますが、
    そんな解答用紙にパラパラと詩を書いたのだろうか・・・と。

    そういう話を聞いてから、原稿用紙を使うときはあまり型にはまって
    ぴっしりと字を並べなくてもよいのではないかと思うようになりました。

    事実、原稿用紙に余白が多いのも印象的かもしれません。
    日ごろ見るマスメディアの広告や街中の看板は、
    そんなに字を多く詰めて書いてあるかといえばそうではありません。

    ルールにとらわれることなく表現することも、一つの方法です。

    しかし、「型破り」には、しっかり「型」が身についていることが必要、
    ということもよく言われます。
    まずは標準的な原稿用紙の使い方の「型」を学んでから。
    自由な表現の能力は、そうした訓練のもとで得ることができるでしょう。

    通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 浜田

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