代々木キャンパス ブログ

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの松嶋です。

昨日までのぐずついた天気とはうって変って、本日は天気がいいですね。
やはり、晴れていると気分もいいものです。
しかし、気温も落ち着いてきて、秋らしくなってきましたね。
それもそのはずで、もう9月も中ごろになるのですね。
さて、今日で第六回目のレポートも締め切りとなります。

本日の授業で、モンゴル帝国（元）がユーラシア大陸に
駅伝制を整備したと教えました。
でも、駅伝制ってなんでしょうね？？

そもそも、駅って何？？
このように質問すると、みなさん想像するのは電車の駅です。
例えば、山手線の代々木「駅」といったように。
もちろん、駅伝制と言ったときの「駅」は代々木「駅」の駅とは意味が違います。
駅伝制といった時の「駅」とは、馬と馬を交換する場所を言います。

昔の陸上交通の主な手段は、馬を使った交通です。
しかし、馬が長距離を走ることは体力的に難しいです。
そこで、街道沿いに、駅を設け、そこで馬を交換するわけです。
そのように、馬を交換することによって、効率的に長距離の移動が可能となります。

ちかごろ、「道の駅」というものを聞きますが、
街道沿いに「駅」があることを不思議に思う人もいます。
「駅」のそもそもの意味を考えると何にも不思議ではありません。

このように、現在の言葉の使い方と、
昔の言葉の使い方の違いを見ていると楽しいですね。
そのような所にも、注目して世界史を勉強してみてください。

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 松嶋