代々木キャンパス ブログ

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパスの松嶋です。

今日は、第1回目のレポート締め切り日。
キャンパスは活気に満ちていました！！
多くの生徒が無事にレポートを出し終えたようで良かったです。
しかし、近日はものすごく寒かったためか、生徒の中には体調を崩している者も多く、
さらに、先生も体調を崩している人が多く（かくゆう私が体調をくずしていますが）。
みなさんも、体調にはくれぐれも気を付けてください。

さて、倫理の授業は、第2回目の範囲に入り、
「哲学と人間」というテーマに入りました。
ここの範囲は、いわゆる古代哲学（ギリシャ哲学・中国思想）が範囲です。
哲学って聞くと、難しく感じる人も多いかもしれませんが、
ようするに、「この世界は存在するのか」「人間の存在とは何か」
といったことを考えるのが、哲学です。

哲学には、認識論と存在論があります。
認識論は、「この世界は存在するのか」といったことを考える。
存在論は、「人間の存在とは何か」を考えることです。

「この世界は存在するのか」といった質問に対して、「当たり前じゃん」
と思う生徒も多いかもしれませんが、私たちが普段認識する「この世界」は
本当に存在するのでしょうか？？

例えば、『マトリックス』という映画がありましたが、その映画の世界では、
人々は、頭に直接「世界」を認識されているわけであって、
普段認識している、「世界」は偽物になっているわけです。
つまり、私たちが普段認識している「この世界」は、存在しないのです。
このように、私たちが、普段常識だと思っていることを考え直すのが哲学です。

せっかくの機会ですから、高校生のうちに哲学者になっていみてください。

通信制 一ツ葉高校　代々木キャンパス 松嶋