文化の日
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパスの高橋です。
週末は3連休でしたね。
なにをして過ごしていましたか?
さてさて、ちなみに昨日ってなんで休日だったか知っていますか?
「文化の日」ですよ!!!
では何で祝日なのかって!?
11月3日と言えば・・・
日本国憲法が公布された日。
公布と施行の差はもうきちんと理解してますよね?
1946年、平和と文化を重視した「日本国憲法」が公布されたことを記念して、
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日に定められたのが、この文化の日です。
ちなみに施行された日はその半年後、5月3日。
この日も国民の休日ですよね。
さて、文化の日が祝日と定められたのは、もちろん日本国憲法が公布された後のことですが、
11月3日は戦前から祝祭日のひとつとして定められていました。
明治時代は「天長節」といわれました。これは今で言う「天皇誕生日」のことです。
誕生日ですから、大正に入って天長節が大正天皇の誕生日に移行し、
代わりに7月30日が先の天皇の崩御日を祭日と定める「先帝祭」になりました。
天長節も先帝祭も天皇が変わるとどんどん変わっていきますが、
日本の近代化の礎を築いた明治天皇の偉業を讃える国民の心情は強く、
国民の要望として明治天皇の記念日をずっと残したい、という声が高まります。
そこで、昭和2年にこの日を「明治節」という祝日に定める法律ができました。
これが「文化の日」の前身です。
こう考えてみると、当たり前ですが、
国民の祝日になるくらいの日にはきちんとした理由があるんです。
祝日ごとにその由来を調べてみるのも面白いかもしれませんね。
通信制 一ツ葉高校 代々木キャンパス 高橋